クロロフルオロカーボン【chlorofluorocarbon】
シー‐エフ‐シー【CFC】
フロン
メタンやエタンに含まれる水素原子のすべてか一部をフッ素原子で置き換えたかたちの分子の総称。商品名はフレオン。なかでもCFC12(ジクロロジフルオロメタン)と呼ばれるフロンは、化学的に安定し、不燃性、金属を浸食しないなどの特徴があることから、工業的に広く利用されて、エアコンの冷媒にも使われてきた。しかし、大気中に放出するとオゾン層破壊の原因になることが指摘されたことから使用が段階的に中止されつつあり、オゾン層を破壊しにくい代替フロンへの置き換えが進んでいる。将来は、まったくオゾンを破壊しない代替品と、フロンガス分解技術の開発が急務である。
参照 オゾン層破壊CFC(クロロ フルオロカーボン)
クロロフルオロカーボン
フロン
フロン類
(chloro fluoro carbon から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 01:41 UTC 版)
フロン類(フロンるい)は、炭素と水素の他、フッ素や塩素や臭素などハロゲンを多く含む化合物の総称。場合によって指す物質の範囲は異なる[1]。
- ^ フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律 - e-Gov法令検索では、「クロロフルオロカーボン及びハイドロクロロフルオロカーボンのうち特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律第2条第2項に規定する特定物質であるもの並びに地球温暖化対策の推進に関する法律第2条第3項第4号に掲げる物質」と定義される。フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律施行規則 - e-Gov法令検索では、クロロフルオロカーボン・ハイドロクロロフルオロカーボン・ハイドロフルオロカーボンがあげられている。
- ^ ISO 817:2005 Refrigerants -- Designation system
- ^ http://www.eic.or.jp/ecoterm/?act=view&serial=1910
- ^ 「特定フロンの全廃へ向けて」 (PDF) 『フロン低減への取り組み』独立行政法人環境再生保全機構
- ^ 炭化フッ素の即時規制反対 米商務省『朝日新聞』1976年(昭和51年)1月14日朝刊、13版、22面
- ^ 「守ろうオゾン層 防ごう地球温暖化」 (PDF) 経済産業省
- chloro fluoro carbonのページへのリンク