とくてい‐フロン【特定フロン】
特定フロン
1985年(昭和60年)3月,オゾン層の保護に関するウィーン条約が採択され,同条約に対する「モントリオール議定書」が1987年9月に採択され,1989年1月に発効しました。この議定書ではフロン11,フロン12,フロン113,フロン114,フロン115の5種類が規制の対象となり,1998年までに1986年の消費量の50%に削減することが決まり,後に1989年5月に「ヘルシンキ宣言」で2000年までに全廃することが採択されました。この5種類のフロンを特定フロンと呼んでいます。とくていフロン 特定フロン
ウィーン条約、モントリオール議定書で定められた、国内的には 「フロン等規制法」で規制の対象となっているフロンのこと。 1990年5月現在でR-11、R-12、R-113、R-114、R-115の5種類であるが遠からず CFC(クロロフルオロカーボン#フロンの項参照!)はすべて含まれることが予想されている。 オゾン破壊能(成層圏のオゾン層の破壊におよぼす影響の度合い)が大きいことによる。 現在は1986年の実績値に凍結されており、1993年7月より20%削減、 1998年7月より50%削減となっているが2000年生産中止に向けて規制スケジュールの 強化が検討され、1995年末をもって日本においては、生産・消費の全廃が達成された。
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