カンペチェ油田群
読み方: かんぺちぇゆでんぐん
【英】: campeche oilfields
【英】: campeche oilfields
メキシコ南部、ユカタン半島北西岸のカンペチェ州カンペチェ市から80キロ沖合のメキシコ湾(内のカンペチェ湾)陸棚(水深40~50メートル)に位置する、同国最大の油田コンプレックス。 カンタレル油田を含む複数の油田の総称。1976年に国営石油会社PEMEXにより発見され、1979年に生産が開始された。 地質区としてはレフォルマ・チハパス盆地に属し、集油形態は背斜と断層との複合型トラップ。産油層は白亜紀のドロマイトと第三紀暁新世の石灰岩で、深さは2,600メートル前後。究極可採埋蔵量は約200億バレルと見積もられている。原油比重は22~35°API。 2006年8月の産油量は175万バレル/日前後に達している。今後減退が一層進む見込みである。 <主文献「世界の大油田」(1984)、「石油地質・探鉱用語集」(1989)> (齊藤 隆、2007年3月) |
このページでは「石油/天然ガス用語辞典」からカンペチェ油田群を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からカンペチェ油田群を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からカンペチェ油田群を検索
Weblioに収録されているすべての辞書からカンペチェ油田群を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からカンペチェ油田群を検索
- カンペチェ油田群のページへのリンク