ZCLVとは? わかりやすく解説

ゼット‐シー‐エル‐ブイ【ZCLV】

読み方:ぜっとしーえるぶい

《zone constant linear velocity》ハードディスクやDVDドライブなど、ディスクを使った記憶装置における読み書き方式の一。ディスクの内周から外周までをいくつかのゾーンに分割し、そのゾーン内ではディスクの線速度を一定にする方式。全体にわたり線速度を一定にするCLVと角速度を一定にするCAVの両者の特徴をあわせもつ。ゾーンCLV。


ZCLV

フルスペル:Zone Constant Linear Velocity
読み方:ゾーンシーエルブイ

ZCLVとは、ディスク型の記憶媒体における制御方式の一種で、トラックの記憶領域をゾーンと呼ばれる領域に分割し、読取装置(ヘッド)がディスクをなぞる速度を一定に保つ(CLV)方式のことである。

ディスクを中心から放射状に区切った場合、その区画はディスクの外側になればなるほど長くなるが、CLV方式では記録面をヘッドがなぞる速度を常に一定に保つために、内側ほど高い回転数で、外側ほど低い回転数でディスクを回転させている。このとき、ヘッドの移動に合わせてモーターを制御するため、回転が安定するまで読み出しが行なえず、シークタイムが遅くなるという難点がある。ZCLVでは、ディスクの内周から外周までを距離にしたがって幾つかのゾーンに分け、ゾーンごとに回転速度を変化させる方式がとられている。これによってヘッドの移動に伴う回転数の変化は一定の範囲内に抑えられ、モーターの回転やディスク記録の制御を向上させることができる。

ZCLVは、高速回転が必要でありレーザーの出力制御が難しいDVD-RAMなどで採用されている。

なお、ヘッドがディスクをなぞる速度を一定に保つCLVに対して、ディスクの回転数を常に一定にしてデータを読み出す方式はCAVと呼ばれるのと同様に、CLVにゾーンが設けられたZCLVに対して、CAVにゾーンが用いられたZCAVと呼ばれる方式もある。

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ZCLV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/11 12:53 UTC 版)

「CLV」の記事における「ZCLV」の解説

CLVを発展させて、半径方向でセクタ数が異なるように複数のゾーンに分け、それぞれのゾーンで回転数を一定にすることで回転制御を容易にする方式があり、Zoned CLVと呼ばれる。DVD-RAMの低速メディアに採用されている(高速メディアはPCAV)。

※この「ZCLV」の解説は、「CLV」の解説の一部です。
「ZCLV」を含む「CLV」の記事については、「CLV」の概要を参照ください。

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