YFM250R
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/04 06:13 UTC 版)
多くの人々にATVスポーツライディングの楽しさを知ってもらうために開発された。エンジンは、モーターサイクルで実績のある4ストローク・250cc・SOHC・単気筒をATVに最適化し、低回転から高回転までメリハリのある、スムーズで扱いやすいトルクとパワーを組み込み、全面新設計の車体は、構造材に高張力鋼管を使い、フレームワーク全体をできるかぎりコンパクトにすることで十分な剛性・強度と大幅な軽量化を両立して、小型バーキャリーや樹脂製プロテクターの採用により、パワーウェイトレシオに優れた142kgの軽量ボディにしたと同時に、重量が大きいエンジンやライダーの搭載・着座位置をできるだけ低く設定し、スポーツ走行に最適な車体バランスを追求。またフロントのダブルウィッシュボーンサスペンション、リアのモノクロスサスペンションにはバネ下荷重を軽減するアルミホイールと小径タイヤを組み合わせ、キャスター角やキャンバー角などのホイールアライメント、サスペンションジオメトリーも最上級モデル「YFZ450」に準じて設定されている。俊敏で軽快なフットワークと、操作性、操縦性に優れたスポーティなハンドリングを実現している。2008年からはカラーリングを変更した状態で発売される。
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