W50 (核弾頭)とは? わかりやすく解説

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W50 (核弾頭)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/29 08:31 UTC 版)

W50
タイプ 核弾頭
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ陸軍
開発・生産
開発期間 -1963年
生産期間 1963年-1965年
配備期間 1963年-1991年
生産数 280発
要目
核出力 60、200、400kt
弾頭 熱核弾頭
直径 15.4インチ
長さ 44インチ
重量 409-410ポンド
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W50は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭ロスアラモス国立研究所が開発したものであり、アメリカ陸軍ミサイル向けに開発された。

概要

熱核弾頭であり、1963年から生産され、1965年までに280発が生産されている。サイズは直径15.34インチ、長さ44インチ、重量409-410ポンド。核出力はサブタイプによって異なり、60、200、400ktであった。

パーシング I弾道ミサイル弾頭として用いられ、ミサイル廃棄の後も1991年まで保管されていた。なお、パーシング I ミサイルは、西ドイツ空軍にも配備され、アメリカ軍の管理によりW50核弾頭を運用していた。このほか、開発中であったXLIM-49A ナイキ・ゼウスB弾道弾迎撃ミサイルの弾頭としても採用されたが、XLIM-49A ナイキ・ゼウスBの設計は1968年までにLIM-49A スパルタンとして更新され、W71搭載の設計となっている。




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