ULTIMATE EDITION
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「惑星 (冨田勲のアルバム)」の記事における「ULTIMATE EDITION」の解説
冨田の作品を冨田自身の手で再創造する「イサオ・トミタプロジェクト」第1弾としてリリース。最新のデジタル機材を使用して音の加減や差し替えも行った。 このアルバムでは冨田が糸川英夫を偲んで作曲した「イトカワとはやぶさ」が「木星」と「土星」の間に追加されているが、糸川と冨田には次のようなエピソードがある。 糸川は60歳を超えてから貝谷バレエ團に入団し、基礎からバレエを学んでいたが、ちょうどその頃、冨田は『惑星』を貝谷バレエ團で使ってもらおうと思い、バレエ團の主宰者貝谷八百子に発売前の音源を、糸川が入団しているとは知らずに渡していた。貝谷は冨田の『惑星』を帝劇での公演に使用することにしたが、これを聴いた糸川は作品を非常に気に入り、一部分でも良いから公演にソロ・ダンサーとして出演させるよう貝谷に訴えた。糸川はダンサーとしては「まだ基礎もちゃんとできていない」状態であったため、貝谷は冨田に「音楽家の立場で冨田さんからお断りしていただけないでしょうか」と依頼したが、冨田はむしろそれを推したため、結局糸川はみすぼらしい科学者の役として自ら振付までして舞台をやり遂げた。 惑星(プラネッツ) ULTIMATE EDITION 発売日=2011年6月1日 発売元=日本コロムビア株式会社 レーベル=DENON ディスク番号=COGQ-51 ディスク仕様=ハイブリッド版SACD4.0ch Surround/Stereo ,CD Audio トラック構成 火星(11:07) 金星(9:21) 水星(4:44) 木星(7:33) イトカワとはやぶさ(3:24) (冨田勲作曲) 土星(7:58) 天王星・海王星(9:14)
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