Thuja standisiiとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 建築・不動産 > 国産材一覧 > Thuja standisiiの意味・解説 

ネズコ

別名:クロベ, 鼠子, 黒檜
【英】:Thuja standisii
(ヒノキ科)


本州北部から中部、さらに中国四国地方にも分布していますが、その分布の中心本州中部山岳地帯です。昔から木曾五木一つとされてきているのも、木曾地方多く分布していたからでしょう。しかし、東京のような大都市ではほとんど知られてはいないのではないでしょうか。ところが、一方で、現在われわれの周辺をみると、ベイスギ(T. plicata)という木材あります。これは実はアメリカ産のスギではなくて、このネズコの類です。したがって、われわれは日本のネズコを使わないで、アメリカ産のネズコの類を使っていることになります

木材
心材と辺材境界はっきりしており、前者くすんだ黄褐色褐色などで、後者黄白色です。早材から晩材への移行はかなり急で、そのため、年輪ははっきりと見えます。肌目は精です。気乾比重は0.30-0.36(平均値)-0.42で、軽軟な木材いえます切削などの加工は容易ですが、仕上がりは特によいとは言えません。保存性中庸で、上述したベイスギ保存性の高い木材であるのに比較して劣っているいえます

用途
分布限られていますので、国内でひろく使われてはいないでしょう天井板障子などの建具材、和下駄指物などに使われています。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Thuja standisii」の関連用語

1
32% |||||

Thuja standisiiのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Thuja standisiiのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本木材総合情報センター日本木材総合情報センター
©Japan Wood-Products Information and Research Center 2024 All Rights Reserved, Copyright

©2024 GRAS Group, Inc.RSS