The Son of Neptune (邦題:海神の息子)
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「オリンポスの神々と7人の英雄」の記事における「The Son of Neptune (邦題:海神の息子)」の解説
パーシー・ジャクソンは、アナベスという名前以外すべての記憶を失った状態で目覚める。その後すぐに狼神ルパによる訓練を受けた後、パーシーはユピテル訓練所を目指し途中怪物に追われるも、無事に訓練所に辿り着く。訓練所でパーシーはどの神の息子か分からないフランク、プルトの娘ヘイゼルの二人と交友を深める。また、パーシーはニコ・ディ・アンジェロと名乗る少年に出会い、彼を知っている気がしてそのことについて尋ねるが、ニコはそれを否定する。その夜、訓練の一環である戦争ゲームの終了直後、軍人マルスが訓練生の前に姿を現す。そこでマルスは、死神タナトスが巨人に囚われているせいで、怪物が死なずに再生し続けていることを知らせる。またフランクを自分の息子だと認め、タナトスを解放する冒険の旅のリーダーに任命する。フランクは旅の仲間としてヘイゼル、パーシーを選び、3人は船に乗りマルスに言われ通りアラスカに向かう。途中、3人はエラというハルピュイアや神馬アリオン、女戦士アマゾン族らと出会い、その協力を得ながら先へ進んでいく。また、ニコがガイアの軍勢に囚われていることを知る。アラスカで3人は巨人を倒し、死神タナトスの解放に成功する。しかし、死神タナトスはこれで怪物の再生を完全に阻止できるわけではないと警告する。完全に阻止するには、囚われたニコがその在り処を知っているであろう『死の扉』を封印しなければならないと言うのだ。その手がかりとして、死神タナトスはローマへ行くよう指示を残す。その後、パーシーたちは途中でタイソン、ミセス・オリアリと合流し、怪物の攻撃下にあるユピテル訓練所の救援に駆けつける。戦闘の最中、アマゾン族も援軍に駆けつけ、訓練所は勝利を収める。パーシーはその功績を称えられ、訓練所のプラエトルに就任する。パーシーは、議会で自分がギリシャ神とのハーフであることを告げ、ローマの訓練生たちに、ガイアの復活を阻止するため、ギリシャを信頼し協力するように求める。そんな中、ユピテル訓練所の上空にジェイソン、パイパー、リオ、そしてアナベスを乗せたアルゴⅡ号が姿を現すのだった。語り手は、パーシー、フランク、ヘイゼルの3人である。
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