ザ・キャブ
(The Cab から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/06 14:56 UTC 版)
ザ・キャブ | |
---|---|
![]()
ウェストバレーシティ公演にて(2008年10月)
|
|
基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | |
活動期間 | 2004年 - |
レーベル |
|
メンバー |
|
旧メンバー |
|
ザ・キャブ (The Cab) とは、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス出身のロックバンドである。2004年に結成し、2008年にデビュー。メンバーはアレックス・デロン、ジョーイ・サンダー、チャントリー・ジョンソン、デイヴ・ブリッグスの4人。
略歴
2004年、当時高校生だったアレックス・デロン、キャッシュ・コリガンの2人を中心に結成[3]。それから3年後の2007年、パニック!アット・ザ・ディスコのスペンサー・スミスに出会い、自分達のデモ音源を渡す。その後スミスを通じ、音源がフォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツの手に渡ると、デモ音源を気に入りウェンツの主宰するディケイダンス・レコード"と契約を結ぶことになった[5]。
2008年4月29日、デビュー・アルバム『ウイスパー・ウォー』を発売し、Billboard 200で最高108位を記録。それから5か月後の9月に、"Decaydance Festival"にて初来日公演を行っている。
2009年に入ると、ニューアルバムの作成をアレックス・デロンのパソコン上で行っていた彼らだが、その後パソコンが突然故障し、それまでに作成していた新曲や歌詞のデータを全て失うというアクシデントが発生した。また同年6月には、ギタリストのイアン・クロフォードが音楽性の違いから脱退してしまう。この直後にツアーが控えていた彼らだが、急きょ友人だったブライアン・ドーソンをギタリストに起用し、ツアーを行う事となった。しかし、2か月後の8月にベーシストのキャッシュ・コリガンも脱退を発表した。キャッシュの脱退により、バンドはアレックス・デロン、アレックス・マーシャル、アレックス・ジョンソンの3人になってしまう。
2011年6月22日、ディケイダンス・レコードから離れることになり、ドラマーのアレックス・ジョンソンも1か月後の7月に脱退。それまでサポートメンバーだった、ベーシストのジョーイ・サンダーが正式にメンバーとなった。
紆余曲折を経て同年8月23日、2枚目のアルバム『シンフォニー・ソルジャー』をリリース。自主制作でのリリースとなったため、公式サイト、iTunes、もしくはライブ会場での購入しか入手方法は無かったが、前作を上回るビルボードアルバムチャート最高62位を記録した。今作では、プロデューサーにジョン・フェルドマンを起用し、作詞、楽曲制作にはブルーノ・マーズやピート・ウェンツ、マルーン5のアダム・レヴィーン、ジェシー・カーマイケル、ボーイズ・ライク・ガールズのマーティン・ジョンソンなど豪華メンバーが参加している。2009年に脱退したギタリストのイアン・クロフォードもレコーディングに参加しており、現在でも交流はあるとの事。
ディケイダンス・レコードを離れてから1年ほどレーベルとの契約は無かったが、2012年8月31日にユニバーサル・リパブリック・レコードとの契約を発表した。
2012年9月から行われたマルーン5による"オーヴァーエクスポーズド・アジアツアー"でオープニングアクトを務めた。10月の日本公演にはESPがオープニングアクトを務めたが、後に"TWILIGHT RECORDS TOUR 2012"にて3度目の来日を果たした。
2014年4月29日、EP『Lock Me Up』を発売[6]。その4日前の25日にマーシャルが脱退を発表[7]。
2015年にアレックス・デロンがBohnes名義でソロ・デビュー[8]。
メンバー
- 現メンバー
-
- アレックス・デロン / Alex DeLeon – リード・ボーカル(2004年 - )、ピアノ(2014年 - )
- ジョーイ・サンダー / Joey Thunder – ベース(2009年 - )
- チャントリー・ジョンソン / Chantry Johnson – リードギター、バッキング・ボーカル、チェロ(2010年 - )、リズムギター(2014年 - )
- デイヴ・ブリッグス / Dave Briggs – ドラムス、パーカッション(2011年 - )
- 旧メンバー
-
- ポール・ガルシア / Paul Garcia – ギター (2004年 - 2007年)
- キャッシュ・コリガン / Cash Colligan – ベース、バッキング・ボーカル(2004年 - 2009年)
- アレックス・マーシャル / Alex Marshall – リズムギター、ピアノ、バッキング・ボーカル(2005年 - 2014年)
- アレックス・ジョンソン / Alex Johnson – ドラムス、パーカッション、バッキング・ボーカル(2005年 - 2011年)
- イアン・クロフォード / Ian Crawford – リードギター、バッキング・ボーカル (2007年 - 2009年)
- ブライアン・ドーソン / Bryan Dawson – リードギター(2009年 - 2010年)
- チャールズ・ヘンリー / Charles Henry – リードギター(2011年 - 2012年)
タイムライン

ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
タイトル | 備考 | 最高位 | |
---|---|---|---|
US [9] |
US Rock [10] |
||
ウイスパー・ウォー |
|
108 | — |
シンフォニー・ソルジャー |
|
62 | 9 |
EP
タイトル | 備考 | 最高位 |
---|---|---|
US [11] |
||
Drunk Love |
|
— |
Glitz and Glamour |
|
— |
The Lady Luck EP |
|
— |
Lock Me Up |
|
44 |
脚注
出典
- ^ a b Hall, Mackenzie (28 January 2020). "15 pop-punk bands everyone loves but refuses to admit it". Kerrang!. Wasted Talent Ltd. 2024年4月13日閲覧。
- ^ Billboard Staff (2 May 2014). "The Cab 'Lock Me Up' Lyric Video: Exclusive Premiere". Billboard. 2024年4月13日閲覧。
- ^ a b
Fulton, Katherine. "The Cab". AllMusic. RhythmOne. 2024年4月13日閲覧。
Las Vegas teens nab attention of Panic At The Disco, quickly become emo-pop princes.
- ^ Richardson, Jake (22 January 2020). "15 MySpace bands you probably don't remember". Kerrang!. Wasted Talent Ltd. 2024年4月13日閲覧。
- ^ Newman, Debbie (3 July 2008). "Buzzworthy Obsession: The Cab, 'One of Those Nights'". MTV News. Viacom International. 2024年4月9日閲覧。
- ^ "The Cab release new EP, 'Lock Me Up'". Alternative Press. 29 April 2014. 2024年4月13日閲覧。
- ^ Kraus, Brian (26 April 2014). "Alex Marshall parts ways with the Cab". Alternative Press. 2014年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月13日閲覧。
- ^ Sharp, Tyler (31 October 2015). "The Cab frontman Alexander DeLeon launches solo project—listen". Alternative Press. 2015年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月13日閲覧。
- ^
"Billboard 200™". Billboard. 2024年4月13日閲覧。
- "Whisper War". 2024年4月13日閲覧。
- "Symphony Soldier". 2024年4月13日閲覧。
- ^ "Top Rock Albums: The Week of September 10, 2011". Billboard. 2015年10月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月13日閲覧。
- ^ "Billboard 200: Week of May 17, 2014". Billboard. 2015年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月13日閲覧。
外部リンク
- The Cab / ザ・キャブ - Warner Music Japan
「The Cab」の例文・使い方・用例・文例
- The Malay Times に掲載されていた、非常勤の下級アナリストの職に関する広告についてご連絡を差し上げています。
- ‘They are flying kites.' はあいまいな文である.
- 話し中です (《主に英国で用いられる》 The number's engaged.).
- 名詞相当語句 《たとえば The rich are not always happier than the poor. における the rich, the poor など》.
- 総称単数 《たとえば The dog is a faithful animal. の dog》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- 王立オペラ劇場 《the Covent Garden Theatre のこと》.
- 英国学士院 (The Royal Society)の会報.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- 『Scotish』は、『The Scottish Symphony』や『Scottish authors』、あるいは、『Scottish mountains』のような、より正式な言葉遣いの傾向がある
- STD(神学博士)はラテン語のSanctae Theologiae Doctorに由来する
- 『The boy threw the ball(少年がボールを投げた)』は、能動態を使う
- 『The ball was thrown(ボールは投げられた)』は簡略化された受動態である
- 1992年,「The Animals(どうぶつたち)」という本のために,まどさんの動物の詩のいくつかが皇后美(み)智(ち)子(こ)さまによって英訳された。
- 式典は,3Dコンピューターアニメ映画「I Love スヌーピー The Peanuts Movie」の米国公開の数日前に行われた。
- The Cabのページへのリンク