Tarántula
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 23:17 UTC 版)
「モニカ・ナランホ」の記事における「Tarántula」の解説
スタジオでの最後のアルバム制作から6年がたち、このアルバムによってモニカ・ナランホは帰還した。新作のプロデューサーは、スコットランドのエレクトロニック・ロックグループ、Union of KivesのメンバーであるChris GordonとDave McCleanの二人である。Matt Dunkleyは、Chris GordonとGeoff Fosterの監督の下、アルバムの弦楽器と管弦楽用編曲を担当した。 José Manuel Navarroは12曲中10曲の作詞を担当した。残り2曲の歌詞はManny Benitoが "Revolución"を、Dave McCleanとChris Gordonが、モニカとともに"El Descanso"を手掛けた。これら2曲はモニカ自身によって作曲され、Chris GordonとDave McCleanが最終的なプロデュースを行った。 エンジニアリングとPro-Toolsの作業はJordi Buch、Chris Gordon、Daniel Morrisonが担当した。Stephen Fitzmaurice はKylie Minogue, Craig David, Jamelia, Tina Turner, U2, Seal, Depeche Modeなどのアーティストに協力したことがあり、ニュー・アルバムの12曲中6曲のミックスを担当した。グラスゴー、ロンドン、バルセロナ、プラハで録音された。アルバムはニューヨーク市のThe LodgeでEmiliy Lazarによってマスタリングされた。 2月に音楽シーンへの復帰となるシングルEuropaが流れ始め、3月にCDとデジタルフォーマットで発売され、スペイン国内アーティストのシングル売上第1位となり、10週連続でその地位を保った。7月には、第2弾シングル"Amor Y Lujo" が、Juan Belmonte、Jordi Buchによるリミックス版とJuan Marreoによるミュージックビデオとともに発売された。このシングルは12週連続で売上第1位を維持した。さらに、このアルバムはPromusicaeによってスペインで2つのプラチナディスクに認定され、2009年の6月までにトータルで25万枚を売り上げた。 8月にはTarántulaの特別限定版が発売された。これにはリミックスと、2つのビデオクリップ、メイキング映像、2007年に行われたTarantulaの録音について語るオーディオビジュアル資料が含まれたDVDがついている。前述の再編集版によって再び売上第1位に返り咲き、6週連続でその座を守り、12万枚以上を売り上げた。 現在モニカは、Adagio Tour 公演で最高の評価を獲得しつつある。この公演ではマドリッド交響楽団、ヌールのソプラノ及びテノール合唱団と共演し、彼女の代表作の数々を交響曲にアレンジしている。
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