TT Zeroとは? わかりやすく解説

TT Zero

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 00:18 UTC 版)

「マン島TTレース」の記事における「TT Zero」の解説

2008年には世界的な環境問題への関心の高まりから、ティンワルドでゼロエミッションカテゴリが提案され、2009年にテストとして特別レース「TTX」が開催された。チームの参加数や走行性能が未知数であったため、「50分以内にマウンテン・コースを一周(37.773 Miles)」「フロントタイヤを覆うカウル(ダストビン)を許可」など緩い規定が採用された。参加チームも、市販車を改造した大学生チームや地元の有志、フレームまで自社で設計したITベンチャー経営者など多種多様なチームが参戦することになった。なおライダーは他のカテゴリの出走者がボランティアで担当した。 レース当日には多くのチームで漏電やバッテリー上がりなどのトラブルが発生したが、主催者側の予想よりも車体の完成度や平均速度が高いチームが多かったため、2010年からは正式カテゴリの「TT Zero」として継続が決定した。またテストではあったが、アメリカ人ライダー(Thomas Montano)がアメリカ製のバイク(Mission One)で初めて優勝した。 TT Zero第一回レースでは、アメリカ人ライダー(マーク・ミラー)がアメリカに本社を置くモトシズ社のオリジナル車両E1pcで優勝、地元チームの「Man TTX Racing」が3位、キングストン大学の学生チームが4位になっている。 環境PRのイベントとしてスタートしたが、2012年にはM-TECが、2013年からはヤマハが参戦するなど、現在では本格的なレースに発展している。 なお、出走するバイクは「CO2の排出量がゼロ」という条件だったが、事実上は電動バイクのカテゴリとなった。 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムでも電動バイクのカテゴリが新設され、TT Zeroに参戦するチームも出走している。

※この「TT Zero」の解説は、「マン島TTレース」の解説の一部です。
「TT Zero」を含む「マン島TTレース」の記事については、「マン島TTレース」の概要を参照ください。

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