THE_BEST_(格闘技イベント)とは? わかりやすく解説

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THE BEST (格闘技イベント)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 09:15 UTC 版)

THE BEST
イベント詳細
シリーズ PRIDE(THE BEST)
主催 DSE
開催年月日 2002年2月22日
開催地 日本
東京都文京区
会場 後楽園ホール
開始時刻 午後7時
試合数 全6試合
放送局 スカイパーフェクTV!
東海テレビ
イベント時系列
PRIDE.18 THE BEST PRIDE.19

THE BEST(ザ・ベスト)は、日本総合格闘技イベント「PRIDE」の大会の一つ。2002年2月22日東京都文京区後楽園ホールで開催された。本大会は無名選手や若手選手のPRIDEへの登竜門として開催されたイベントである。

大会概要

PRIDEを運営するドリームステージエンターテインメント (DSE) が主催。2002年に全3回の大会が行なわれた。ルールは5分2R、ロープを張った8角形のリングの中で試合が行われた。大会のネーミングは、BLOOD(血)、ENERGY(情熱)、SWEAT(汗)、TEAR(涙)の頭文字の4文字とBESTをかけたもの。

スカイパーフェクTV!が視聴料金1,500円のペイ・パー・ビューによる生中継を行なった他、地上波では東海テレビが東海3県ローカルで深夜に録画放送を行なった。解説は当時格闘技雑誌『SRS-DX』編集長だった谷川貞治高阪剛、ゲストは『PRIDE王』のナビゲーターも務めていたタレントの佐藤江梨子

東海テレビで放送されていたPRIDE情報番組『PRE-PRIDE』『PRIDE王』の番組内企画PRE-PRIDEから、江宗勲、光岡映二岡見勇信ら優勝者の活躍の舞台となった。特に江には期待がかけられ、第2回大会からメインイベントを任せられている。

また、PRIDEに1度は参戦したもの、PRIDEから遠ざかっていた選手にも再浮上の機会が与えられた。高瀬大樹ジャイアント落合、今村雄介らのうち、高瀬がBESTでの活躍が認められて、2003年6月のPRIDE.26へ出場することになった。

PRIDEファンクラブの会員には2,000円と一般入場者より低価格に抑え[1]後楽園ホールディファ有明といった小さめの会場を選んで2002年中に3回の大会を数えた。しかし、主役に期待されていた江宗勲が第3回大会を欠場し、そのまま格闘技を引退。最後の大会も島田裕二レフェリーと選手のブッキングを担当するブッカーKこと川崎浩市がプロデュースするチーム対抗戦という路線になり、主催のDSEの体制変更に伴い新たにPRIDE武士道シリーズが設けられたことで、BESTは終了した。BESTの出場選手のうち、高瀬、光岡、岡見らがPRIDE武士道に参戦していった。

THE BESTで使用された8角形のリングは、2001年10月のPRIDE.17からPRIDEのリングに採用されていくはずだったものが、流用されたものと言われる[2]

試合結果

第1試合 PRIDEルール 5分2R
光岡映二 vs. アンソニー・マシアス ×
2R終了 判定3-0
第2試合 PRIDEルール 5分2R
キム・ジョンワン vs. マンモス佐々木 ×
1R 0:25 フロントチョーク
第3試合 PRIDEルール 5分2R
高瀬大樹 vs. ジョイユ・デ・オリベイラ ×
2R終了 判定3-0
第4試合 PRIDEルール 5分2R
ジャイアント落合 vs. 西田操一 ×
1R 2:00 KO(スタンドパンチ連打)
第5試合 PRIDEルール 5分2R
江宗勲 vs. アミール ×
2R 1:19 KO(右ストレート)
第6試合 PRIDEルール 5分2R
今村雄介 vs. ジョー・サン ×
1R 0:33 スタンディング・アームロック

脚注

  1. ^ 2.22「THE BEST」全カード決定。高田道場の今村も出場”. www.boutreview.com. 2025年2月8日閲覧。
  2. ^ 北島行徳『弾むリング』文藝春秋、2002年

関連項目

外部リンク


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