SettingsContext クラス
アセンブリ: System (system.dll 内)


SettingsContext クラスは、基本クラスであり、設定プロバイダにコンテキスト情報を提供するためにアプリケーションによって使用されます。このクラスは抽象型ではありませんが、アプリケーションで、SettingsContext クラスを継承してプロバイダの特定の型に追加情報を提供する特殊なクラスを作成することができます。プロパティの書き込み時に、プロバイダはコンテキストの設定を調べることができます。
SettingsContext クラスの主な目的は、SettingsBase クラスと関連するインフラストラクチャを使用する機能を提供することです。SettingsContext クラスは、SettingsBase インスタンスによって格納されるプロパティ データに関する、追加機能固有のコンテキスト情報を提供します。したがって、追加機能固有のコンテキスト情報をサポートする場合に、SettingsContext クラス (または Settings で始まる他のクラス) から派生しなくても、そのクラスに追加情報を簡単に格納できます。
たとえば、ASP.NET は SettingsContext クラスを使用して、SettingsBase インスタンスやユーザーが認証済みと見なされるかどうかを示すプロパティで管理されるデータに関連付けられたユーザー名を渡します。ASP.NET はこの方法で、SettingsContext クラスを使用して、認証済みプロファイルのデータか、匿名プロファイルのデータかを識別します。

System.Collections.Hashtable
System.Configuration.SettingsContext


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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