SDIO
読み方:エスディーアイオー
SDIOとは、メモリカードの規格の一種であるSDカードと同じインターフェースで、データの入出力(I/O)が可能な周辺機器の規格のことである。
SDIOに準拠したカード型機器は、一般的にSDIOカードと呼ばれている。SDカードではデータの記録が可能であるが、SDIOカードを用いることで、データ記録以外の様々な機能を追加することができる。追加できる機能はSDIOカードの種類によって様々であるが、例としてはBluetoothやPHSなどを利用した無線通信機能や、デジタルカメラ、ワンセグチューナー、GPSシステムなどを挙げることができる。
SDIOカードは、SDカードスロットに差し込む部分のインターフェースがSDカードと同一であればよく、その他の部分はどんな形状をしていてもよい。ただしカードスロットがSDIOの規格に対応していない場合は、SDIOを利用することができない。
多くのSDIO機器は非常に小型であるため、主にPDAの端末に接続されて利用されることが多い。なお、ノートパソコンではPCカードなどによってSDIOカードのような機能拡張を行うことができる。
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SDIO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 19:49 UTC 版)
SDにはメモリーカード規格の他、SDIOと呼ばれるI/Oインターフェースを想定した規格もある。標準での電流容量はStandard-Power SDIOとして200 mAまでだが、High-Power SDIOとして500 mAまで拡張できる。 SDIOカード Bluetooth、無線LAN、ワンセグチューナー、GPS、デジタルカメラカードなどがある。日本ではSDIOカードとしてデータ通信用PHSカードが市販されていた。 miniSDIOカード Bluetooth、無線LAN、ビデオ出力、インタフェースカードなどがある。 microSDIOカード 2010年5月時点で、無線LANアダプタが発売されている。
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