SDIに使用するケーブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 13:46 UTC 版)
「シリアルデジタルインタフェース」の記事における「SDIに使用するケーブル」の解説
デジタル信号特有の特性として、遠距離になればなるほどデータ化けが発生して画面上にノイズが現れ、最悪の場合は全てのデータが無効になってしまう(何も伝送できなくなる)。たとえばHD-SDIは規格上は100mまで可能となっているが、80m超えなどの遠距離へ信号を送出する場合はデータ化けやケーブルの状態に応じて、リクロック型中継機器を設置するなど注意が必要である。3G-SDIなど更に広帯域のインターフェースを使用する場合は使用可能な距離は短くなる。 接続ケーブルはインピーダンス 75ΩのFBケーブル及びHDケーブルを使用する。中継やイベントなどでの仮設用途には細くて屈曲性の良いFWを使うことが多いが、伝送可能距離はFBよりも短い。 HD-SDI:FB, FW, HD 3G-SDI:FB, FW 12G-SDI: FB, FWの低減衰型が必要。また、ケーブル両端のBNCプラグも12G-SDI専用品が必要。
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