ルドルフ1世 (ライン宮中伯)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 04:36 UTC 版)
ルドルフ1世 Rudolf I. |
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上バイエルン公 ライン宮中伯 |
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ハインリヒ7世に投票する選帝侯、右側がルドルフ1世。
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在位 | 1294年 - 1317年 |
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出生 | 1274年10月4日![]() バーゼル司教領、バーゼル |
死去 | 1319年8月12日(44歳没)![]() |
配偶者 | メヒティルト・フォン・ナッサウ |
子女 | ルートヴィヒ アドルフ ルドルフ2世 ループレヒト1世 マティルデ アンナ |
家名 | プファルツ家 |
父親 | 上バイエルン公兼ライン宮中伯ルートヴィヒ2世 |
母親 | マティルデ・フォン・ハプスブルク |
ルドルフ1世(Rudolf I., 1274年10月4日 - 1319年8月12日)は、上バイエルン公、ライン宮中伯。上バイエルン公兼ライン宮中伯ルートヴィヒ2世とローマ王ルドルフ1世の娘マティルデの長男[1]。後に神聖ローマ皇帝に選出されたルートヴィヒ4世の兄。
生涯
父の死により、ライン宮中伯と上バイエルン公になった(バイエルンは弟のルートヴィヒ4世と共に相続)。舅のローマ王アドルフを援助しようとしたが、アドルフが母方の叔父のアルブレヒト1世に討たれると立場が悪化、アルブレヒト1世の圧力を受けてルートヴィヒ4世を正式に共同君主として受け入れざるを得なかった。1308年、アルブレヒト1世が暗殺されると新たに選出されたハインリヒ7世に従い、イタリアにも同行した。
1313年にルートヴィヒ4世と対立、内戦を始めた。また、ハインリヒ7世の死後にルートヴィヒ4世がローマ王に選出されたが、ルドルフ1世は反対に従弟のオーストリア公フリードリヒ3世に投票、対立王に選出した。しかし、1317年にルートヴィヒ4世に敗北、廃位された。その後イングランドで没したとされる。
ライン宮中伯は長男アドルフが継いだが、傀儡に過ぎず、実権はルートヴィヒ4世に握られていた。1329年に和睦、次男のルドルフ2世がライン宮中伯を継ぐ事を許された。以後ヴィッテルスバッハ家はルドルフ1世の子孫がプファルツ系ヴィッテルスバッハ家として存続、ルートヴィヒ4世の子孫がバイエルン系ヴィッテルスバッハ家として続いた。1400年にローマ王に選出されたループレヒトは曾孫、1777年に断絶したバイエルン系ヴィッテルスバッハ家を継いだプファルツ=ズルツバッハ家出身のカール4世フィリップ・テオドールはさらにその子孫である。
家族
1294年9月1日にローマ王アドルフの娘メヒティルトとニュルンベルクで結婚した[1]。
- ルートヴィヒ(1297年 - 1311年)
- アドルフ(1300年 - 1327年) - ライン宮中伯
- ルドルフ2世(1306年 - 1353年) - ライン宮中伯
- ループレヒト1世(1309年 - 1390年) - ライン宮中伯、のちプファルツ選帝侯
- マティルデ(1312年? - 1375年) - 1330年にシュポンハイム伯ヨハン3世と結婚
- アンナ(1318年 - 1319年)
脚注
- ^ a b Thomas 2010, p. 387.
参考文献
- Thomas, Andrew L. (2010). A House Divided: Wittelsbach Confessional Court Cultures in the Holy Roman Empire, c. 1550-1650. Brill
関連項目
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「Rudolf I, Duke of Bavaria」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
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