ResourceScope 列挙体
この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。
名前空間: System.Runtime.Versioningアセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<FlagsAttribute> _ Public Enumeration ResourceScope

メンバ名 | 説明 | |
---|---|---|
AppDomain | AppDomain 内のオブジェクトによって状態が共有されます。 | |
Assembly | アセンブリ スコープでリソースを参照できます。 | |
Library | ライブラリ内のオブジェクトによって状態が共有されます。 | |
Machine | コンピュータ内のオブジェクトによって状態が共有されます。 | |
None | 共有される状態は存在しません。 | |
Private | リソースは、型からのみ参照できます。 | |
Process | プロセス内で状態が共有されます。 |

リソースは、状態を保持しているオブジェクトです。リソースの例としては、ディスク上のファイル、プロセスのメッセージ キュー、名前付きの Mutex などがあります。そのオブジェクトがリソースであることがわかっているだけでは、リソースの適切な使用法はわかりません。リソースの重要なプロパティは、リソースのスコープです。スコープには、リソースの種類と参照範囲が含まれます。リソースの種類は、リソースが、コンピュータ レベルのリソース (ディスク上のファイルなど)、プロセス全体のリソース (非共有メモリのブロックなど)、アプリケーション ドメイン レベルのリソース (参照渡しでマーシャリングされないオブジェクトのインスタンス上のロックなど) のいずれであるかを指定します。参照範囲のスコープには、Assembly および Private を指定できます。既定値は Public です。これは、Private または Assembly が指定されない場合に暗黙的に設定されます。Public に列挙値はありません。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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