RPG本編でのミュウツー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 12:45 UTC 版)
「ミュウツー」の記事における「RPG本編でのミュウツー」の解説
『赤・緑』では最強のポケモンといわれており、当時のポケモン評論家筋からは「1匹だけでもバランスブレイカーなのに、これ6匹で固めたパーティなど論外」という趣旨の論評を書かれていた。後の作品においても「強さ」の象徴として扱われ、外伝作品ではラストボスに位置付けられていることも多い。同作およびリメイク版『ファイアレッド・リーフグリーン』では、「ハナダのどうくつ」の最深部に1匹のみ生息している。初期レベルは70とかなり高い。 『金・銀・クリスタル』では野生では登場しないが、その名残か、かつての「ハナダのどうくつ」付近の水中には「はかいのいでんし」という道具が落ちている。リメイク版『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、オリジナル版にあった「はかいのいでんし」が消失したが、「ハナダのどうくつ」には入れるようになり、ミュウツーも登場した。レベルは『赤・緑』系統と同じく70となっている。なお、同作の連れ歩きシステムではミュウツーも普通のポケモンと同じような反応をするため、図鑑テキストにそぐわない可愛らしい一面を見せることもある。 『X・Y』では「メガミュウツーX」、「メガミュウツーY」へとメガシンカを遂げる。殿堂入り後、ポケモンの村の奥にある「ななしの洞窟」でひっそりと佇んでいる。レベルは70。捕獲すると『X』なら「ミュウツナイトX」、『Y』なら「ミュウツナイトY」が入手できる。ウルップによると強すぎる力ゆえに周囲に馴染めずポケモンの村に来たとのこと。ミュウツーとの戦闘には初代『赤・緑』の戦闘BGMのアレンジが使われており、洞窟の名前も「ななしの洞窟(『赤・緑』当時ハナダの洞窟とは仮名で、この洞窟に正式な名前は付いていなかった)」であったりと随所に『赤・緑』当時のオマージュが使われている。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。『ソード・シールド』では有料追加コンテンツ(エキスパンション・パス)「冠の雪原」のマックスダイ巣穴を調査する『ダイマックスアドベンチャー』に出現。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』では殿堂入り後に行けるハマナスパークに出現(いでんしのせきばんが必要)。 メガミュウツーX タイプ:エスパー/かくとう、高さ:2.3m、重さ:127.0kg、特性:ふくつのこころ 大型・重量かつよりがっしりとした姿になり、腕や足がミュウツーに比べ太くなった。一方で尻尾はミュウツーの時に比べ小さくなった。瞳の色も紫から青に変わる。これまでのミュウツーにはない肉弾戦の強さを感じさせる形態となった。攻撃がさらに伸びを見せるようになった。これまでトップを誇ったブラックキュレムの攻撃をさらに超え、『X・Y』現在全ポケモン中最も高い数値になる。もともとある特攻もあるため二刀流で攻撃ができるステータスとなっている。なお、映画には未登場。 メガミュウツーY タイプ:エスパー、高さ:1.5m、重さ:33.0kg、特性:ふみん Xとは対照的に小型・軽量かつシャープな姿へと変貌し、太い尻尾が無くなり、後頭部よりそれとほぼ同様の形状をした触手状器官が発生、これにより強力なサイコパワーを操る。首にあった管がなくなって頭頂部にアーチ状の管が生じている。また、瞳の色が紫から赤に、指先が紫色に変化している。この形態では「とくこう」が更に上昇する。これまでトップを誇ったホワイトキュレムのとくこうをさらに超え、『X・Y』現在全ポケモン中最も高い数値になる。最初に発表されたのはこちらの方の形態である。
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