QF-3000E
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「ゴースト (マクロスシリーズ)」の記事における「QF-3000E」の解説
西暦2009年を舞台とする『超時空要塞マクロス』に登場。開発はノースロム社。2003年に原型機が初飛行し、2004年末より量産が開始された。無人超音速戦闘攻撃機スーパーバードを改良したものとされる。2006年末に実用化された初の小型熱核タービンエンジン FF-1999 を搭載しており、大気圏内外での全領域活動が可能になった。標準兵装はミサイル発射管2門に大口径機関砲6門を装備。OTM技術を利用した半自律式AIと母艦からの遠隔操作によって制御される。カラーリングは濃紺で、機体側面には統合軍のマークが描かれている。 ゼントラーディ軍との第一次星間大戦において、可変戦闘機VF-1 バルキリーなどとともに、統合軍で運用される。開発当初は搭乗員の損失のおそれがないことからゼントラーディ軍に対する主力として期待されていたが、AIの性能が不足していたために期待されたほどの戦果を発揮できず、結局は有人機であるバルキリー航空隊に先行して戦闘宙域へ向かい、露払いや足止めを行う支援機の役割にとどまる。ボドル基幹艦隊との決戦では、マクロス内に温存されていた全機が「ミンメイ・アタック」後にグランドキャノンで空いた基幹艦隊の「穴」に突入し、バルキリー隊の露払いを行う。この戦いで多数の機体が失われ、戦後は100機あまりしか残らなかったとされる。 このほか、2046年を舞台とする漫画『マクロス7 トラッシュ』には有人偵察機(並列コクピット)に改造された機体が登場する。型式番号などは不明。
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