N-ブチルアミンとは? わかりやすく解説

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ブチルアミン

分子式C4H11N
その他の名称n-ブチルアミン、Butylamine、1-Butanamine、n-Butylamine、ノルバラミン、Norvalamine、1-Aminobutane、Butan-1-amine
体系名:ブタン-1-アミン、1-アミノブタン、1-ブタンアミン、ブチルアミン


n-ブチルアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 00:15 UTC 版)

n-ブチルアミン
識別情報
3D model (JSmol)
略称 NBA
バイルシュタイン 605269
ChEBI
ChEMBL
ChemSpider
DrugBank
ECHA InfoCard 100.003.364
EC番号
  • 203-699-2
Gmelin参照 1784
MeSH n-butylamine
PubChem CID
RTECS number
  • EO29750002
UNII
国連/北米番号 1125
CompTox Dashboard (EPA)
特性
化学式 C4H11N
モル質量 73.14 g mol−1
外観 無色ないし黄色透明の液体[1]
匂い アンモニア臭
密度 0.74 g/cm3, 液体[1]
融点

−49 °C

沸点

77 - 79 °C

への溶解度 混和
log POW 1.056
蒸気圧 9.1 kPa (at 20 °C)
kH 570 μmol Pa−1 kg−1
塩基解離定数 pKb 3.22
磁化率 −58.9·10−6 cm3/mol
屈折率 (nD) 1.401
粘度 500 µPa s (at 20 °C)
熱化学
標準生成熱 ΔfHo −128.9 – −126.5 kJ mol−1
標準燃焼熱 ΔcHo −3.0196 – −3.0174 MJ mol−1
標準定圧モル比熱, Cpo 188 J K−1 mol−1
危険性
GHS表示:
Danger
H225, H302, H312, H314, H332
P210, P280, P305+P351+P338, P310
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
Health 2: Intense or continued but not chronic exposure could cause temporary incapacitation or possible residual injury. E.g. chloroformFlammability 3: Liquids and solids that can be ignited under almost all ambient temperature conditions. Flash point between 23 and 38 °C (73 and 100 °F). E.g. gasolineInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazards (white): no code
2
3
0
引火点 −7 °C (19 °F; 266 K)
312 °C (594 °F; 585 K)
爆発限界 1.7–9.8%
致死量または濃度 (LD, LC)
  • 366 mg kg−1 (経口, ラット)
  • 626 mg kg−1 (真皮, ウサギ)
  • 430 mg kg−1 (経口, マウス)
  • 430 mg kg−1 (経口, モルモット)
[3]
LCLo (最低致死濃度)
4000 ppm (ラット, 4 時間)
263 ppm (マウス, 2 時間)[3]
NIOSH(米国の健康曝露限度):
PEL
C 5 ppm (15 mg/m3) [skin][2]
REL
C 5 ppm (15 mg/m3) [skin][2]
IDLH
300 ppm[2]
安全データシート (SDS) hazard.com
関連する物質
関連物質 sec-ブチルアミン
tert-ブチルアミン
イソブチルアミン
ブタン
n-ブタノール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

n-ブチルアミン(ノルマルブチルアミン、: n-Butylamine)は、化学式が C4H11N で表されるアミンの一種。医薬品製造の中間体や有機合成化学の原料として用いられる。

合成

触媒の存在下でブタノールまたはブチルアルデヒドと、アンモニアとを反応させて得られる。吉草酸シュミット反応により製造する方法もある。

用途

界面活性剤合成ゴム染料医薬品農薬の原料、化学反応の触媒などとして用いられる[4]

安全性

日本の消防法では第4類危険物第1石油類に分類される他労働安全衛生法船舶安全法航空法の規制を受ける[4]。ラットに経口投与した場合の半数致死量(LD50)は200mg/kgのデータがある[4]。動物実験では経皮毒性及び皮膚・眼への腐食性が確認されている[4]。蒸気の吸入により肺水腫を起こすことがある[5]。引火性があり、n-ブチルアミンの蒸気と空気との混合により爆発性の気体を生じる[5]。水生生物への毒性があるが、急速に分解されるため蓄積性は低い[4]

脚注

  1. ^ a b Record of Butylamine 労働安全衛生研究所(IFA)英語版発行のGESTIS物質データベース, accessed on 21.07.2007
  2. ^ a b c NIOSH Pocket Guide to Chemical Hazards 0079
  3. ^ a b N-Butylamine”. 生活や健康に直接的な危険性がある. アメリカ国立労働安全衛生研究所英語版(NIOSH). 2025年8月23日閲覧。
  4. ^ a b c d e 安全衛生情報センター
  5. ^ a b 国際化学物質安全性カード

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、N-ブチルアミンに関するカテゴリがあります。



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