Mt.ファームわかとち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 01:25 UTC 版)
2016年(平成28年)産組合「百姓や」を解散して(株)Mt.ファームわかとちを設立(地元民15人が株主、資本金は160万円)。若栃集落や近隣3集落の水田の作業を請負い、地元で収穫した米や農作物の販売を通じ中山間地での所得向上の仕組み作りや産業創出、地域ブランド確立を目的とすした約15ヘクタールの圃場を管理している(受託も含む)。以前から、同集落は「わかとち未来会議」でワークショップを開催したり、農家民宿「おっこの木」の営業などの活動をしていたが、会社設立は目標の1つであった。農作物のみでなく、地元で収穫した山菜の漬物の生産加工・販売もしている。材料は集落内で採れたものを使用しており、採集から製造、パック詰めなど全て地元民が手作業でしている。 2018年(平成30年)には、同社が北陸農政局の「ディスカバリー農山漁村の宝」優良事例に選定された。12月11日選定証授与式と意見交換会が石川県金沢市で開催され、代表の細金剛が出席した。 また、2019年(平成31年)からは食品貿易業を営む「三信新潟」と手を組み中国の富裕層向けに販売を始めた。海外向けブランド名は雪解けした水を使い栽培することから「雪曰」と命名。錦鯉の産地として海外からも有名である小千谷市に、錦鯉を買いに来る中国人の富裕層をターゲットとしていて、化粧箱に梱包し高級ブランドとして展開している。輸出先は上海や香港などである。
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