MU128の登場(1998年)
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「XGフォーマット」の記事における「MU128の登場(1998年)」の解説
MU90シリーズは32パート、最大同時発音数64音、同じくMU100シリーズも32パート、最大同時発音数64音であったため、音色以外のハード面では性能は大差がない。このこともMU90シリーズが普及しなかった理由の一つであった。1998年初頭にMU100シリーズの廉価版、MU100Bが発売され、同年7月にMU100Rを超えるハイエンドモデルとしてMU128が発売されたことで、MU100がXGの名実共にベーシックモデルとなり、MU90はディスコンとなってしまった(同時期に同じことをローランドがSC-88ProとSC-88VLでしようとしていたが、結局SC-88ST ProやSK-88ProというSC-88Proの互換品を出し、SC-88VLをディスコンとした)。また、1998年初頭に、基本的なXGフォーマットとTG300-Bモードに対応したサウンドLSI,YMF724が発表され、各社パソコンやサウンドカードに採用されたことで、一般層にもある程度の普及をみた。
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