Kマルサ1号【Kマルサ1ゴウ】(きのこ類)
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登録番号 | 第4947号 |
登録年月日 | 1996年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | まいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | Kマルサ1号 よみ:Kマルサ1ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 2月 28日 | |
品種登録者の名称 | 片倉工業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区京橋三丁目1番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石山誠司 青森宗二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種(埼玉県産)の組織分離株から選抜して育成されたものであり,菌傘の表面の色が褐色で中葉,厚肉の空調栽培向き品種である。 菌傘の大きさは中,厚さは厚い,断面の形状は直立型,表面の色は褐色,環紋は周縁部の内側に二重,毛は少である。管孔の孔口断面の凹凸は無,管孔発達の部位は菌傘のほぼ全体である。菌柄断面の形態は3型である。菌糸の寒天培地上の最適生長温度は28℃,菌叢の色は無,表面の形状は平滑,周縁部の形状は整一,厚さ及び密度は普通である。菌床の被膜の形成は少,被膜の色の有無は無である。子実体の発生までの期間(自然栽培)は5か月である。 「森M51号」と比較して,菌柄が3型であること,菌傘の厚さが厚いこと等で区別性が認められる。なお,「森M51号」,「神子3号」等との対峙培養において,明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(埼玉県狭山市)において,平成元年から野生種(埼玉県産)の組織分離を行い,選抜,増殖して栽培を行い,3年に諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「片倉MW1号」であった。 |
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