JMS 7V-7【JMS 7V-7】(きのこ類)
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登録番号 | 第4284号 |
登録年月日 | 1995年 1月 26日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | JMS 7V-7 よみ:JMS 7V-7 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 1月 27日 | |
品種登録者の名称 | 明治製菓株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区京橋二丁目4番16号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 福井陸夫 稲田稔 木村豊成 細野靖雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者の保存菌と「JMS 4H-1」を交配して育成されたものであり,小葉,中肉の夏秋発生型不時栽培向き高温性品種である。 菌傘の形は円形,凸形,大きさは小,色は淡褐色,肉の厚さは普通,質は硬である。鱗被の付着部位は周縁,大きさは中,色は有色である。菌褶の並び方は正常,幅は普通,色は白色,密度は密,形は3型である。菌柄は有色,長さは短,太さは普通,菌傘の直径と菌柄の長さとの比率は1.5~2.0である。走り子発生までの期間は6~9か月,発生最盛期までの期間は12~18か月,子実体の発生温度は15~20℃,発生時期は夏秋型である。乾物率は10~15%,子実体1個当たりの平均乾重は2.0~2.5gである。 「JMS 4H-1」,「JMS 6V-1」と比較して,菌傘の肉の質が硬いこと,菌柄の長さが短いこと等で区別性が認められる。なお,「JMS 4H-1」,「JMS 6V-1」,「Y763」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者の施設(栃木県宇都宮市)において,昭和60年に出願者の保存菌と「JMS 4H-1」を交配し,得られた菌株の中から選抜し,61年から平成2年にかけて栽培試験を行い,諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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