ICallbackEventHandler インターフェイス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


ICallbackEventHandler インターフェイスは、コールバック イベントを受け取る必要があるカスタム コントロールで実装します。詳細については、「ASP.NET Web ページでポストバックせずにクライアント コールバックを実装する」を参照してください。
ICallbackEventHandler インターフェイスを実装するコントロールの例としては、GridView、DetailsView、および TreeView の各コントロールがあります。ICallbackEventHandler インターフェイスを実装するコントロールがコールバック イベントの対象である場合、イベント処理のために RaiseCallbackEvent メソッドが呼び出され、イベント引数がパラメータとして渡されます。また、GetCallbackResult メソッドがコールバックの結果を返します。
コールバック時にデータ ソース コントロールからデータを取得するコントロールは、同期的および非同期的にデータを取得できます。GridView、DetailsView、TreeView などの ASP.NET コントロールは同期的に実装されます。非同期プログラミングの詳細については、「非同期プログラミングのデザイン パターン」を参照してください。
ICallbackEventHandler インターフェイスを実装するコントロールが表示したユーザー インターフェイスで発生するコールバック イベントを検証するかどうかを指定できます。セキュリティを維持するためにイベントを検証することをお勧めします。ただし、パフォーマンス上の理由で無効にすることもできます。コールバック イベントに対してイベントの検証を実行するかどうかを制御するには、@ Page ディレクティブの enableEventValidation 属性、または Web.config ファイルの pages 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) の enableEventValidation 属性を設定します。コード内に EnableEventValidation プロパティを設定する場合は、ページ処理の Page_Init フェーズで設定します。イベント検証のセキュリティ上の利点とパフォーマンス コストのバランスを取る方法の詳細については、「高パフォーマンス ASP.NET アプリケーションの開発」を参照してください。


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ICallbackEventHandler メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | GetCallbackResult | コントロールを対象とするコールバック イベントの結果を返します。 |
![]() | RaiseCallbackEvent | コントロールを対象とするコールバック イベントを処理します。 |

ICallbackEventHandler メンバ
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