HITAC 8000シリーズとは? わかりやすく解説

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HITAC 8000 シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 05:59 UTC 版)

HITAC」の記事における「HITAC 8000 シリーズ」の解説

HITAC 8000 シリーズは、RCAIBM対抗して1964年発表したSpectra 70シリーズ基本設計ベースとして日立独自の技術加えて開発したのである特徴以下の通りIC全面的に採用 System/360プログラム互換性がある 入出力インターフェイス標準化 HITAC 8400はマルス103/104/201で使われた。また、東京慈恵会医科大学での日本初医事会計システムでも採用された。HITAC 85001974年運用開始された証券市場情報システム使用された。さらに社会保険庁オンラインシステムにも採用されている。その後データベース重視されるようになったため、8x50系列ではデータベース向けの機能拡張行い価格性能比を向上させた。 HITAC 8200, 8300, 8400, 85001965年メモリ最大512Kバイトレジスタ等はスクラッチパッドメモリ呼ばれる高速磁気コアメモリ使用主メモリの4~7倍のアクセス性能)。CPU割り込み状態に対応した4種類モード持ち一部レジスタモード毎に独立して持っているこのため割り込み処理入れ子を許さなければコンテキストスイッチする必要がないまた、チャネル・コントローラインターフェイス標準化し周辺機器によらず同じ入出力命令扱えるようにした。 HITAC 8250, 8350, 8450(1971年データベース対応、オンライン対応、リモートバッチシステムなどの強化 なお、RCASystem/370単なる360改良予想して Spectra 70値下げして対抗しようとした。この予想外れ事業そのものが立ち行かなくなった結果としてRCA1971年コンピュータ事業UNIVAC売却することになり、日立独自に開発進めることとなった

※この「HITAC 8000 シリーズ」の解説は、「HITAC」の解説の一部です。
「HITAC 8000 シリーズ」を含む「HITAC」の記事については、「HITAC」の概要を参照ください。

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