H1R
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 16:17 UTC 版)
「カワサキ・ロードレーサー」の記事における「H1R」の解説
H1R(エイチワンアール)は、ロードスター(roadster)500SS(マッハIII/H1)を基にして開発したロードレーサーである。ロードレース世界選手権500ccクラスに参戦し、1971年シーズンはデイブ・シモンズがランキング4位、エリック・Offenstadtがランキング6位、ロン・チャンドラーがランキング10位となり、1972年シーズンはデイブ・シモンズがランキング7位となる。1970年にもカワサキは500ccクラスに出場し、クリスチャン・ラベルがランキング7位になっているが、マシンがH1Rか否かは不明。ロードスター500SS(マッハIII/H1)は1969年に発売された。 H1Rの仕様(空冷2スト直列3気筒、500cc、5段、75ps) H1Rの仕様 エンジン - 空冷2ストロークピストンバルブ直列3気筒エンジン形式 - H1RE ボア・ストローク - 60 x 58.8mm 排気量 - 498.75cc 圧縮比 - 7.5 出力 - 75ps/9,000rpm トルク - 6kgm/8,000 エンジン重量 - 60.5kg シリンダー/シリンダーヘッド材質 - アルミ 潤滑方式 - 混合20 点火方式 - バッテリーコイル エンジンオイル量 - 0.5L クラッチ - 乾式多板 ギアボックス - 5段 キャブレター - ミクニ 32 x 3 車体全長 - 1,915mm、全幅 - 600mm、全高 - 1,100mm ホイールベース - 1,380mm フレーム - パイプ ダブルクレードルフレーム キャスター角/トレール - 27度/ 重量(乾燥)- 135kg 燃料タンク容量 - 22.7L サスペンションフロントサスペンション - テレスコピック120mm リアサスペンション - スイングアーム70mm(2本サス) ブレーキフロントブレーキ - ディスクブレーキ 直径260mm リアブレーキ - ドラムブレーキ タイヤサイズ - 前輪 3.00-18、後輪 3.50-18 始動方式 - 押しがけ 最高速度 - 245km/h 生産発売年 - 1970/1
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