Forest.GetSelectiveAuthenticationStatus メソッド

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Forest.GetSelectiveAuthenticationStatus メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定されたフォレストとの着信方向の信頼関係で、認証の選択が有効になっているかどうかを示すブール値を取得します。認証の選択が有効な場合、true です。それ以外の場合は false です。詳細については、「解説」を参照してください。

名前空間: System.DirectoryServices.ActiveDirectory
アセンブリ: System.DirectoryServices (system.directoryservices.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function GetSelectiveAuthenticationStatus
 ( _
    targetForestName As String _
) As Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As Forest
Dim targetForestName As String
Dim returnValue As Boolean

returnValue = instance.GetSelectiveAuthenticationStatus(targetForestName)

C#

public bool GetSelectiveAuthenticationStatus
 (
    string targetForestName
)

C++

public:
bool GetSelectiveAuthenticationStatus (
    String^ targetForestName
)

J#

public boolean GetSelectiveAuthenticationStatus (
    String targetForestName
)

JScript

public function GetSelectiveAuthenticationStatus
 (
    targetForestName : String
) : boolean

パラメータ

targetForestName

着信側の信頼関係が存在する相手の Forest の DNS 名。

戻り値
選択的な認証を有効にする場合は true。それ以外の場合は false。

例外

例外の種類	条件
ActiveDirectoryObjectNotFoundException	targetForestName で指定される Forest との信頼関係は存在しません。
ActiveDirectoryOperationException	LsaQueryTrustedDomainInfoByName の呼び出しに失敗しました。詳細については、MSDN ライブラリ (http://msdn.microsoft.com/library) の「LsaQueryTrustedDomainInfoByName」を参照してください。
ActiveDirectoryServerDownException	ターゲット サーバーがビジー状態か、利用できません。
ArgumentException	targetForestName が空の文字列です。
ArgumentNullException	targetForestName が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
ObjectDisposedException	現在のオブジェクトは破棄されています。
UnauthorizedAccessException	指定されたアカウントには、この操作を実行するためのアクセス許可がありません。

解説

フォレストの信頼については、認証の選択を行う場合、他のフォレスト内のユーザーがアクセスできるローカル フォレスト内の各ドメインとリソースにアクセス許可を手動で有効にする必要があります。

認証の選択が有効な信頼関係を使用してユーザーが認証すると、ユーザーの承認データに Other Organization セキュリティ ID (SID) が追加されます。この SID が存在すると、特定のサービスに対するユーザーの認証が許可されていることを確認するために、リソース ドメインのチェックが要求されます。ユーザーが認証された後、Other Organization SID がまだ存在しない場合は、ユーザーを認証したサーバーによって This Organization SID が追加されます。認証されたユーザーのコンテキストには、この 2 つの特殊な SID のどちらか一方のみが存在します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Forest クラス
Forest メンバ
System.DirectoryServices.ActiveDirectory 名前空間
Forest.SetSelectiveAuthenticationStatus
その他の技術情報
方法 : 信頼を使用する