ヒラメのラブドウイルス [Hirame (Flounder) rhabdovirus (HRV)]
原因ウイルスはラブドウイルス科に属するが、同じラブドイウルス科に属するサケ科魚類の伝染性造血器壊死症ウイルス(IHNV)や出血性敗血症ウイルス(HRV)とは違い、ヒラメで発見された経緯から、ヒラメ・ラブドウイルスとよばれている。ウイルス粒子の形はIHNウイルスと同様に弾丸型で、大きさは80×160-180nmである。このウイルスは15-20℃でよく増殖し熱には非常に弱いが、冷凍(-20℃以下)でも生存している。
現在、ほかのウイルス病と同様に薬剤による治療はできない。しかし、消毒には有機ヨード剤や紫外線が有効であるから、充分な消毒と飼育水温を15℃以下に保つことで発病を抑えることができる。
ヒラメのラブドウイルスと同じ種類の言葉
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