FileSystem.Kill メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

FileSystem.Kill メソッド

ファイルをディスクから削除します。My 機能を使用すると、Kill を使用した場合よりファイル I/O 操作の生産性とパフォーマンスが向上します。詳細については、「My.Computer.FileSystem オブジェクト」を参照してください。

名前空間: Microsoft.VisualBasic
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Shared Sub Kill (
 _
    PathName As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim PathName As String

FileSystem.Kill(PathName)

C#

public static void Kill
 (
    string PathName
)

C++

public:
static void Kill (
    String^ PathName
)

J#

public static void Kill
 (
    String PathName
)

JScript

public static function Kill
 (
    PathName : String
)

パラメータ

PathName

必須。1 つ以上のファイル名を指定する String 式です。PathName には、ディレクトリまたはフォルダ、およびドライブを含めることができます。

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「Kill 関数」を参照してください。

Kill は、複数文字 (*) および単一文字 (?) のワイルドカードに対応しており、複数のファイルを一度に指定できます。

セキュリティに関するメモ   Kill 関数を実行するには、FileIOPermission の Read フラグと PathDiscovery フラグに、コードの実行を許可するよう設定されていることが必要です。詳細については、「SecurityException」および「コード アクセス許可」を参照してください。

使用例

この例では、Kill 関数を使用してファイルをディスクから削除します。

Visual Basic

' Assume TESTFILE is a file containing some data.
Kill("TestFile")   ' Delete file.

' Delete all *.TXT files in current directory.
Kill("*.TXT")

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
FileSystem クラス
FileSystem メンバ
Microsoft.VisualBasic 名前空間
IOException Class
FileNotFoundException Class
その他の技術情報
Kill 関数
RmDir 関数