FW26とは? わかりやすく解説

FW26

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 04:46 UTC 版)

「ウィリアムズ・FW26」の記事における「FW26」の解説

2003年シーズンにおいて、最終戦までタイトル争いがもつれ込み、惜しい所でタイトルを逃したウィリアムズは、フェラーリと同じようなマシンでは勝てないことを悟り、斬新な空力デザインを採用したマシンを開発した。 FW26のハイノーズは偏平で長さが極端に短く、両側から前方にせり出したプレートでフロントウイングを吊り下げていた。下反角のついたフロントウイング支持版が牙のように見えることから、「ウォラスノーズ(セイウチノーズ)」というあだ名が付けられた。 また、ノーズ下面のサスペンションアーム支持部には、従来のシングルキールではなくツインキールを採用した。ツインキールを採用したことで、フロントロアアームはアッパーアームよりも短くなっている。これらの設計により、床下へ気流をスムーズに流し込み、総体的なダウンフォース発生量を増そうとした。 フロントウイングは特徴的な波型である。それに対してリヤ周りは前作であるFW25とそれほど変わっていない。 大きな飛躍を目指し製作されたが、結果的にこの大胆なフロント周りがマシンの姿勢変化に弱い性質を生み出し、ラップタイムが安定しないという事態に陥った。また、新たに制定された1レース1エンジン規定にBMWは開幕戦までに完全に対応できず、若干のパワー不足と信頼性の欠如を生み出してしまった。ただし、これはシーズンが進むにつれて解消された。

※この「FW26」の解説は、「ウィリアムズ・FW26」の解説の一部です。
「FW26」を含む「ウィリアムズ・FW26」の記事については、「ウィリアムズ・FW26」の概要を参照ください。

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