マシンの戦力不足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 04:46 UTC 版)
「ウィリアムズ・FW26」の記事における「マシンの戦力不足」の解説
開幕戦にはBMWは旧スペックのエンジンを投入。これは新スペックエンジンがまだ信頼性の面で不安が残っていたからである。開幕戦は4位。第2戦では2位表彰台、第4戦サンマリノGPでは3位表彰台を獲得するが、以後が続かない。 第7戦ヨーロッパGPでは1コーナーで同士討ち。これによってラルフ・シューマッハはリタイヤし、ファン・パブロ・モントーヤは8位に入賞するのが精一杯だった。 第8戦カナダGPではシューマッハが予選ポールポジションを獲得し、決勝も2位だったものの、ブレーキダクト寸法違反で2台ともに失格。 第9戦アメリカGPではレース中にシューマッハが最終コーナーのバンク部分でスピンし、リアからウォールに激突する大クラッシュ。背骨を2ヶ所骨折という重傷を負い、6戦の欠場を余儀なくされた。モントーヤもスタート前のスペアカー使用が違反と判断され、失格になるなど散々だった。
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