EventTypeFilter クラス
アセンブリ: System (system.dll 内)


Filter プロパティを使用して複数のフィルタ タイプの中の 1 つをトレース リスナに割り当てることにより、TraceSwitch が提供する層に加えてスクリーニングの層を提供できます。このフィルタは、リスナで作成されるイベントの種類を制御するために使用できます。
このクラスは、EventType プロパティの値に基づいてイベントをフィルタ処理します。このプロパティをコードまたは構成ファイルで設定して、リスナがトレースする必要のあるメッセージのイベントの種類を指定できます。プロパティの値は、トレースを開始するしきい値を示します。指定されたレベル以上のイベントの種類がトレースされます。イベントをトレースするかどうかを決める場合、リスナは ShouldTrace メソッドを呼び出し、EventType プロパティの値を使用します。
トレースを開始するイベントの種類を設定するには、アプリケーションの名前に対応する構成ファイルを編集します。このファイル内で、リスナの追加、そのフィルタ タイプの設定、およびトレースするイベントの種類の指定を行うことができます。構成ファイルの書式は次の例のとおりです。
<configuration> <system.diagnostics> <sharedListeners> <add name="Console" type="System.Diagnostics.ConsoleTraceListener"> <filter type="System.Diagnostics.EventTypeFilter" initializeData="Warning" /> </add> </sharedListeners> </system.diagnostics> </configuration>

System.Diagnostics.TraceFilter
System.Diagnostics.EventTypeFilter


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
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