TraceSource コンストラクタ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TraceSource コンストラクタ (String)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したソースの名前を使用して、TraceSource クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Diagnostics
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    name As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim name As String

Dim instance As New TraceSource(name)

C#

public TraceSource (
    string name
)

C++

public:
TraceSource (
    String^ name
)

J#

public TraceSource (
    String name
)

JScript

public function TraceSource (
    name : String
)

パラメータ

name

ソースの名前 (通常はアプリケーションの名前)。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	name が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
ArgumentException	name が空の文字列 ("") です。

解説

メモ
ソース名にアプリケーションの名前を使用することをお勧めします。

ソース名はトレースを識別するために使用されます。トレース リスナでトレースを生成するかどうかを決定するために、SourceFilter によって使用されます。

使用例

TraceSource コンストラクタを使用して新しい TraceSource オブジェクトを使用する方法を次のコード例に示します。このコード例は、TraceSource クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

Visual Basic

' Initialize the trace source.
Private Shared ts As New
 TraceSource("TraceTest") 

C#

// Initialize the trace source.
static TraceSource ts = new TraceSource("TraceTest");

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TraceSource クラス
TraceSource メンバ
System.Diagnostics 名前空間

TraceSource コンストラクタ (String, SourceLevels)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ソースの指定された名前、およびトレースが発生する既定のソース レベルを使用して、TraceSource クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Diagnostics
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    name As String, _
    defaultLevel As SourceLevels _
)

Visual Basic (使用法)

Dim name As String
Dim defaultLevel As SourceLevels

Dim instance As New TraceSource(name,
 defaultLevel)

C#

public TraceSource (
    string name,
    SourceLevels defaultLevel
)

C++

public:
TraceSource (
    String^ name, 
    SourceLevels defaultLevel
)

J#

public TraceSource (
    String name, 
    SourceLevels defaultLevel
)

JScript

public function TraceSource (
    name : String, 
    defaultLevel : SourceLevels
)

パラメータ

name

ソースの名前 (通常はアプリケーションの名前)。

defaultLevel

トレースする既定のソース レベルを指定する SourceLevels 値のビットごとの組み合わせ。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	name が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
ArgumentException	name が空の文字列 ("") です。

解説

ソース名はトレースを識別するために使用されます。また、SourceSwitch でトレースが発生するかどうかを判断するために使用したり、SourceFilter でトレースを生成するかどうかを決定するために使用したりできます。既定のソース レベルは、EventTypeFilter でトレースが発生するかどうかをトレース対象メッセージのソース レベルに基づいて判断する場合に使用されます。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TraceSource クラス
TraceSource メンバ
System.Diagnostics 名前空間

TraceSource コンストラクタ

TraceSource クラスの新しいインスタンスを初期化します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
TraceSource (String)	指定したソースの名前を使用して、TraceSource クラスの新しいインスタンスを初期化します。
TraceSource (String, SourceLevels)	ソースの指定された名前、およびトレースが発生する既定のソース レベルを使用して、TraceSource クラスの新しいインスタンスを初期化します。

参照

関連項目

TraceSource クラス
TraceSource メンバ
System.Diagnostics 名前空間