EK21
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 02:34 UTC 版)
「スバル・EK型エンジン」の記事における「EK21」の解説
排ガス規制が強化されつつあった1973年に登場。それまでのEK3x系2ストロークエンジンを全面的に再設計し、新たに水冷4ストロークエンジンとして生まれ変わった。バルブトレーンはタイミングベルト方式のSOHCを採用、これはスバルの基幹車種であるスバル・ff-1やスバル・レオーネに搭載されていたEA型エンジンよりも早い採用であり、当時としては極めて画期的であった。当初は二次空気導入装置に酸化触媒を組み合わせたSEEC-Kシステムで昭和48年規制対策が図られたが、75年10月以降はEA型で実績を積んだSEEC-Tを搭載し、軽自動車で初めて昭和51年排出ガス規制に適合した。4ストローク直列2気筒特有の振動対策として、フレデリック・ランチェスターのランチェスターバランサーが採用されたが、リアエンジンのレイアウトの制約上、三菱のサイレントシャフトに類似した2軸方式は見送られ、1軸方式で妥協する事となった。 水冷4ストロークSOHC 排気量:358cc 内径×行程:66.0×52.4 圧縮比:9.5:1 参考スペック: スバル・レックス 1973-1976 ※初代 スバル・サンバー 1976/2-1976/5 ※三代目
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