EFの算出法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 08:56 UTC 版)
「エコロジカル・フットプリント」の記事における「EFの算出法」の解説
具体的なEFの算出は、土地の種類別の基本データを積算することによって行なわれる。たとえば、日本におけるEFは下の表1のように計算されている。この表は、日本全体の人間活動によるEF(1990/1991年)は、実際の国土よりも15.4倍も広く、オーバーシュートしていることを示している。 表1.日本のエコロジカル・フットプリント(EF)(主に1990/91年の値)種類(陸地・水域)説明EF/人(ha/人)日本全体のEF(百万ha)国内現存面積(百万ha)必要面積/現存面積(倍)耕作地 食料生産 0.23 28.1 4.4 6.4 牧草地 牧畜用 0.17 21.5 0.8 26.9 森林 木材・紙原料 0.18 22.2 25.3 0.9 二酸化炭素吸収地(国内排出分) 排出される二酸化炭素を光合成で吸収するのに必要な面積 1.61 199.3 25.3 7.9 二酸化炭素吸収地(海外排出分) 0.57 70.4 25.3 2.8 生産能力阻害地 社会インフラや住居など 0.03 4.3 4.3 1.0 陸地合計上記の総和 2.80 345.8 - 9.2 海洋淡水域合計漁業資源再生産 1.90 234.5 - 6.2 総計 4.70 580.3 37.8 15.4
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