DATEVALUE 関数
適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses
説明
DATEVALUE 関数は、文字列として格納された日付を、Excel で日付として認識できるシリアル値に変換します。たとえば、数式 =DATEVALUE("1/1/2008") は、2008 年 1 月 1 日のシリアル値である 39448 を返します。
メモ DATEVALUE 関数から返されるシリアル値は、コンピューターのシステム日付設定によっては、前の例とは異なる場合があります。
DATEVALUE 関数は、ワークシートに格納されている文字列形式の日付を、日付としてフィルタリング、並べ替えまたは書式設定する場合や、日付の計算で使用する場合に便利です。
日付のシリアル値を日付として表示するには、セルに日付の書式を適用する必要があります。数値を日付として表示する方法の詳細については、[参照] セクションのリンク先を参照してください。
書式
DATEVALUE(日付文字列)
- 日付文字列 必須です。日付を表す文字列を、Excel の組み込みの日付表示形式、または Excel の組み込みの日付表示形式の日付を表す文字列が格納されたセルへの参照として指定します。たとえば、二重引用符で囲まれた "2008/1/30" または "30-Jan-2008" などの日付は、文字列を表します。
1900 年日付システム (Windows 版 Excel の標準) を使用する場合、日付文字列には 1900 年 1 月 1 日~ 9999 年 12 月 31 日の範囲にある日付を表す文字列を指定する必要があります。また、1904 年日付システム (Macintosh 版 Excel の標準) を使用する場合は、1904 年 1 月 1 日~ 9999 年 12 月 31 日の範囲にある日付を指定します。日付文字列引数にこの範囲外の値を指定すると、エラー値 #VALUE! が返されます。
日付文字列引数の年の部分を省略すると、コンピューターのシステム時計による現在の年が使用されます。また、日付文字列引数に時刻の情報が含まれていても無視されます。
解説
- Excel では、日付を連続したシリアル値として処理することで、日付の計算が行われています。既定では、1900 年 1 月 1 日がシリアル値 1 として保存されます。2008 年 1 月 1 日は 1900 年 1 月 1 日から 39,447 日後に当たるので、シリアル値は 39,448 になります。Macintosh 版 Microsoft Excel では、標準として異なる日付システムが使用されます。
- ほとんどの関数では、日付を表す文字列は自動的にシリアル値に変換されます。
使用例
使用例を新規のワークシートにコピーすると、計算結果を確認できます。
その方法は?
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メモ シリアル値を日付として表示するには、セルを選択し、[ホーム] タブの [数値] で [表示形式] の横の矢印をクリックし、[短い日付形式] または [長い日付形式] をクリックします。
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