CICALA-MVTAとは? わかりやすく解説

シカラムータ

(CICALA-MVTA から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/13 09:15 UTC 版)

シカラムータ(CICALA-MVTA)
出身地 日本
ジャンル チンドン
アバンギャルド
ジャズ
ロック
活動期間 1994年 -
公式サイト CICALA-MVTA
メンバー 大熊ワタル(クラリネット
関島岳郎チューバ
桜井芳樹(ギター
太田惠資(ヴァイオリン
吉田達也ドラムス
川口義之サックス
渡辺明子(トロンボーン
北陽一郎(トランペット
佐藤芳明アコーディオン
ギデオン・ジュークス(チューバ)
こぐれみわぞうチンドン太鼓)

シカラムータ(CICALA-MVTA)は、大熊亘(大熊ワタル)を中心とする日本のバンド

1994年より、クラリネット奏者の大熊亘(大熊ワタル)をリーダーに活動を始めた「大熊亘ユニット」を、1997年に「CICALA-MVTA(シカラムータ)」と命名。明治・大正期に活躍した演歌師添田唖蝉坊の墓碑銘にちなんでいる。

来歴

1994年、絶対零度、ルナパーク・アンサンブル[1]などのポストパンク・バンドで活動した大熊亘(大熊ワタル)をリーダーに「大熊亘ユニット」として活動開始。

1997年、「CICALA-MVTA(シカラムータ)」とバンド名を命名。

1998年、1st.アルバム『シカラムータ』を発表。

1999年、ヨーロッパでのCD配給開始。横浜寿町フリーコンサートに出演(翌年も出演)。

2000年ロンドンロイヤル・フェスティバル・ホールで行われたブラーの前座[2]を皮切りにした夏のヨーロッパ8ヶ国20数ヶ所にわたるツアーで反響を呼ぶ。ドイツ・ルドルシュタット「Tanz&Folk Festival」にも出演。

2001年、2nd.アルバム『凸凹 DEKO-BOKO』を発表。ロンドン・バービカン・センター「Urbanbeat Festival」に出演。

2002年、再びヨーロッパのフェスティバル巡業し、デンマーク「Roskilde Festival」、アムステルダム「Roots Festival」に出演。

2003年フジロック・フェスティバルに出演。

2004年、3rd.アルバム『GHOST CIRCUS』を発表。

2005年、ライブ・アルバム『生蝉★CICALA-MVTA★LIVE!2006』発表。台北市主催「Taipei Art Festival」に出演、2日間の単独公演。

2006年ウィーン市「イマジナリー・バルカン・フェスティバル」に招待されメインアクトをつとめる。

2007年、シカラムータなどに着想を得た小説「mit tuba」(瀬川深)が太宰治賞受賞。(筑摩書房から刊行にあたり「チューバはうたう」と改題。)

2010年、4th.アルバム『裸の星 THE NAKED PLANET』を発表。[3]

2014年、20周年記念ライブアルバム『LIVE at 磔磔』を発表。

2015年、20周年記念アンソロジー(ベスト・アルバム)『NON e MVTA』を発表。

2016年フランスの前衛ロック・フェスティバル「RIO(Rock in Opposition)2016」に出演。

また、シカラムータの別働隊である、大熊ワタル、こぐれみわぞうを中心とする「ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)」も2004年から活動中で、2012年にLIKKLE MAIとのコラボ・シングル『平和に生きる権利[4]、2014年に初のアルバム『Dies Irae 怒りの日』を発表。[5] さらに大熊ワタル等は、ソウル・フラワー・ユニオンの別働隊であるチンドン楽団の「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」、「ソウルシャリスト・エスケイプ」にも参加している。

メンバー

ディスコグラフィー

シカラムータ(CICALA-MVTA)

アルバム

  • 「シカラムータ」(1998,Respect Record)
  • 「凸凹 DEKO-BOKO」(2001,Respect Record)
  • 「GHOST CIRCUS」(2004,Little More Records)
  • 「生蝉★CICALA-MVTA★LIVE!2006」(2006,Little More Records)*ライブ・アルバム
  • 「裸の星 THE NAKED PLANET」(2010,Rough Music)
  • 「CICALA-MVTA結成20周年記念 LIVE at 磔磔」(2014,Super Fuji Discs)*ライブ・アルバム
  • 「CICALA-MVTA Non e Muta」(2015,Super Fuji Discs)*2枚組ベスト・アルバム

大熊亘

アルバム

  • 「豚の報い」(2000,Respect Record)*崔洋一監督の映画「豚の報い」サウンドトラック

ジンタらムータ(Jinta-la-Mvta)

シングル

  • 「平和に生きる権利」(2012,MK&RM)*ジンタらムータ with リクルマイ

アルバム

  • 「Dies Irae 怒りの日」(2014,Super Fuji Discs)
  • 「Songs from the other side」(日本で未流通)
  • 「Live in Japan Frank London」(日本で未流通)

関連書籍

関連項目

出典・脚注

外部リンク


CICALA-MVTA(シカラムータ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 06:17 UTC 版)

関島岳郎」の記事における「CICALA-MVTA(シカラムータ)」の解説

大熊率いる、チンドンベースにしたアヴァンギャルドバンド大熊ワタル川口義之桜井渡辺明子、関島岳郎吉田達也こぐれみわぞう太田惠資北陽一郎佐藤芳明、ギデオン・ジュークス

※この「CICALA-MVTA(シカラムータ)」の解説は、「関島岳郎」の解説の一部です。
「CICALA-MVTA(シカラムータ)」を含む「関島岳郎」の記事については、「関島岳郎」の概要を参照ください。

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