CD時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/15 16:17 UTC 版)
「YAMATO SOUND ALMANAC」の記事における「CD時代」の解説
その後、時代はレコードからCDに移り変わり、1990年代半ばから2000年代初頭にかけて「オリジナルBGMコレクション」と「ETERNAL EDITION」という2つのシリーズが展開されることになる。 「オリジナルBGMコレクション」は、『YAMATO2520』が展開されていた1995年頃に発売されたシリーズである(2005年頃にシリーズ30周年を記念して復刻された)。当時、ヤマト音楽は西崎監修の下で再カタログ化が試みられていた。レコードで発売されていた音楽集がCD化されただけでなく、効果音を収録した「サウンドファンタジア」など新作CDも発売され、オリジナルBGMコレクションもその1つだった。本シリーズは言わばヤマト音楽の復活を目論んだものだったが、未収録曲の曲もいくつか残ることになった。 「ETERNAL EDITION」はそれから5年後、PlayStationでゲーム版ヤマトが展開されていた2000年頃に発売されたシリーズである(2012年に復刻された。詳細は後述)。劇中使用曲を使用順に収録し、よりアニメ本編に沿ったサウンドトラック(つまり手軽に作品を振り返れるベスト盤)とすることをコンセプトにした。また、それ以外にオリジナルBGMコレクション時に漏れた音楽の補完もコンセプトの1つとしていたが、マスターテープが行方不明のままの曲もあったことから、またしても未収録曲が残ってしまった。 この一連のCD展開によってヤマト音楽は概ねCD化されたものの、ヤマト楽曲を網羅するという点ではまだ不完全だった。上記の通り未収録曲は依然として存在していたうえ、2つのシリーズは良くも悪くもコンセプトが差別化されていたため選曲について異なる長所と短所を備えることになり、どちらかに絞って揃えても曲の網羅はできず、逆に両方とも揃えると重複する曲が多数存在するという状態だった。
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