行動科学とは? わかりやすく解説

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行動科学

【英】:Behavioral science

第二次世界大戦後シカゴ大学科学者が、自然科学社会科学統合した見方ら行動を捉えようとした際に用いられた名称。人間個人的集団的行動一般法則を客観的な観察調査によって実証しようとする学問であり、心理学社会学人類学中核として、精神医学コミュニケーション論情報理論などの領域含みながら、学際的発展してきた。
国際保健医療分野関連が深いのは「応用行動科学(applied behavioral science)」であろう人間対人行動に関する理論対人関係対人コミュニケーション対人影響過程集団内行動、リーダーシップグループ・ダイナミックス組織行動など)を応用して現場で起こっている人間関係側面諸問題働きかけていくものであるアプローチとしてはアクションリサーチサイクル用いられるアクションリサーチの父とされるK.Lewinは、人間関係改善のための手法としてワークショップ形式行われるトレーニングtraining)を重視した。K.Lewinのこの発想は、彼の弟子たちによって設立され米国NTL Institute for Applied Behavioral Scienceにて、人間関係トレーニングHuman Relations Training正式名称ラボラトリー方式体験学習)として、また、民主的ヒューマニスティック組織づくりをめざした組織開発Organization Development)として発展した。(中村和彦

参考URLNTL Instituteホームページ http://www.ntl.org/




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