ArgumentNullException コンストラクタ ()

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

ArgumentNullException コンストラクタ ()

ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New

Visual Basic (使用法)

Dim instance As New ArgumentNullException

C#

public ArgumentNullException ()

C++

public:
ArgumentNullException ()

J#

public ArgumentNullException ()

JScript

public function ArgumentNullException ()

解説

このコンストラクタは、新しいインスタンスの Message プロパティを初期化し、その値として "引数を null にすることはできません" などのエラーを説明するシステム提供のメッセージを指定します。このメッセージは、システムの現在のカルチャを考慮して指定します。

ArgumentNullException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

プロパティ	値
InnerException	null 参照 (Visual Basic の場合は Nothing)。
Message	ローカライズされたエラー メッセージ文字列。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
ArgumentNullException クラス
ArgumentNullException メンバ
System 名前空間

ArgumentNullException コンストラクタ (SerializationInfo, StreamingContext)

シリアル化したデータを使用して、ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Protected Sub New ( _
    info As SerializationInfo, _
    context As StreamingContext _
)

Visual Basic (使用法)

Dim info As SerializationInfo
Dim context As StreamingContext

Dim instance As New ArgumentNullException(info,
 context)

C#

protected ArgumentNullException (
    SerializationInfo info,
    StreamingContext context
)

C++

protected:
ArgumentNullException (
    SerializationInfo^ info, 
    StreamingContext context
)

J#

protected ArgumentNullException (
    SerializationInfo info, 
    StreamingContext context
)

JScript

protected function ArgumentNullException (
    info : SerializationInfo, 
    context : StreamingContext
)

パラメータ

info

シリアル化されたオブジェクト データを保持するオブジェクト。

context

シリアル化されたデータの転送元または転送先を記述するオブジェクト。

解説

このコンストラクタは、逆シリアル化中に、ストリームで送信された例外オブジェクトを再構築するために呼び出されます。詳細については、「XML シリアル化および SOAP シリアル化」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
ArgumentNullException クラス
ArgumentNullException メンバ
System 名前空間
その他の技術情報
XML シリアル化および SOAP シリアル化

ArgumentNullException コンストラクタ (String, String)

指定したエラー メッセージと、この例外の原因である引数の名前を使用して、ArgumentNullException クラスのインスタンスを初期化します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    paramName As String, _
    message As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim paramName As String
Dim message As String

Dim instance As New ArgumentNullException(paramName,
 message)

C#

public ArgumentNullException (
    string paramName,
    string message
)

C++

public:
ArgumentNullException (
    String^ paramName, 
    String^ message
)

J#

public ArgumentNullException (
    String paramName, 
    String message
)

JScript

public function ArgumentNullException (
    paramName : String, 
    message : String
)

パラメータ

paramName

例外の原因となったパラメータの名前。

message

エラーを説明するメッセージ。

解説

このコンストラクタは、新しいインスタンスの Message プロパティを message パラメータの値を使用して初期化します。message パラメータの内容は、ユーザーが理解できる内容にします。このコンストラクタの呼び出し元は、この文字列が現在のシステムのカルチャに合わせてローカライズ済みであることを確認しておく必要があります。

このコンストラクタは、新しいインスタンスの ParamName プロパティを paramName パラメータを使用して初期化します。paramName の内容は、ユーザーが理解できる内容にします。

ArgumentNullException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

プロパティ	値
InnerException	null 参照 (Visual Basic の場合は Nothing)。
Message	エラー メッセージ文字列。
ParamName	パラメータ名を表す文字列。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
ArgumentNullException クラス
ArgumentNullException メンバ
System 名前空間

ArgumentNullException コンストラクタ (String, Exception)

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したエラー メッセージ、およびこの例外の原因である例外を使用して、ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    message As String, _
    innerException As Exception _
)

Visual Basic (使用法)

Dim message As String
Dim innerException As Exception

Dim instance As New ArgumentNullException(message,
 innerException)

C#

public ArgumentNullException (
    string message,
    Exception innerException
)

C++

public:
ArgumentNullException (
    String^ message, 
    Exception^ innerException
)

J#

public ArgumentNullException (
    String message, 
    Exception innerException
)

JScript

public function ArgumentNullException (
    message : String, 
    innerException : Exception
)

パラメータ

message

この例外の原因を説明するエラー メッセージ。

innerException

現在の例外の原因である例外。内部例外が指定されていない場合は null 参照 (Visual Basic では、Nothing)。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
ArgumentNullException クラス
ArgumentNullException メンバ
System 名前空間

ArgumentNullException コンストラクタ

ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
ArgumentNullException ()	ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。
ArgumentNullException (String)	この例外の原因である引数の名前を指定して、ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。
ArgumentNullException (SerializationInfo, StreamingContext)	シリアル化したデータを使用して、ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。
ArgumentNullException (String, Exception)	指定したエラー メッセージ、およびこの例外の原因である例外を使用して、ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。
ArgumentNullException (String, String)	指定したエラー メッセージと、この例外の原因である引数の名前を使用して、ArgumentNullException クラスのインスタンスを初期化します。 .NET Compact Framework によってサポートされています。

参照

関連項目

ArgumentNullException クラス
ArgumentNullException メンバ
System 名前空間

ArgumentNullException コンストラクタ (String)

この例外の原因である引数の名前を指定して、ArgumentNullException クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    paramName As String _
)

Visual Basic (使用法)

Dim paramName As String

Dim instance As New ArgumentNullException(paramName)

C#

public ArgumentNullException (
    string paramName
)

C++

public:
ArgumentNullException (
    String^ paramName
)

J#

public ArgumentNullException (
    String paramName
)

JScript

public function ArgumentNullException (
    paramName : String
)

パラメータ

paramName

例外の原因となったパラメータの名前。

解説

このコンストラクタは、新しいインスタンスの Message プロパティを初期化し、その値として "引数を null にすることはできません" などのエラーを説明するシステム提供のメッセージを指定します。このメッセージは、システムの現在のカルチャを考慮して指定します。

このコンストラクタは、新しいインスタンスの ParamName プロパティを paramName パラメータを使用して初期化します。paramName の内容は、ユーザーが理解できる内容にします。

ArgumentNullException のインスタンスの初期プロパティ値を次の表に示します。

プロパティ	値
InnerException	null 参照 (Visual Basic の場合は Nothing)。
Message	空の文字列 ("")。
ParamName	パラメータ名を表す文字列。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0
.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0、1.0

参照

関連項目
ArgumentNullException クラス
ArgumentNullException メンバ
System 名前空間