AlternateView クラス

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

AlternateView クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

電子メール メッセージを表示する形式を表します。

名前空間: System.Net.Mail
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class AlternateView
    Inherits AttachmentBase

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AlternateView

C#

public class AlternateView : AttachmentBase

C++

public ref class AlternateView : public
 AttachmentBase

J#

public class AlternateView extends AttachmentBase

JScript

public class AlternateView extends
 AttachmentBase

解説

AlternateView クラスを使用して、別の形式で電子メール メッセージのコピーを指定します。たとえば、HTML 形式でメッセージを送信する場合に、一部の受信者が HTML コンテンツを表示できない電子メール プログラムを使用している場合は、プレーンテキスト版も提供できます。

このクラスには、LinkedResources および BaseUri の 2 つのプロパティがあります。これらのプロパティは、電子メールの内容に含まれている URL を解決するために使用されます。LinkedResources は LinkedResource オブジェクトのコレクションです。表示時に、電子メールの内容に含まれている URL は、最初に LinkedResources コレクションの各 LinkedResource オブジェクトの ContentLink 内の URL と比較され、解決されます。電子メール プログラムによって BaseUri が使用されて、本文内に含まれている相対 URL が解決されます。また、LinkedResources コレクション内の相対 ContentLink URL も解決されます。

継承階層

System.Object
   System.Net.Mail.AttachmentBase
    System.Net.Mail.AlternateView

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AlternateView メンバ
System.Net.Mail 名前空間