AFCアジアカップ2007_(予選)とは? わかりやすく解説

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AFCアジアカップ2007 (予選)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 07:42 UTC 版)

AFCアジアカップ2007 > AFCアジアカップ2007 (予選)
 AFCアジアカップ2007 (予選)
2007 AFC Asian Cup qualification
大会概要
日程 2005年12月22日2006年11月15日
チーム数 24 (1連盟)
 < 20042011
AFCアジアカップ2007 (予選)

本項ではAFCアジアカップ2007予選について述べる。この予選は2006年に開催された。

本戦出場16チームのうち、4枠は開催国に割り当てられ、残る12枠が予選で競われた。前大会と異なり、前回大会優勝チームの予選免除はなされなかった(このため、日本も予選から参加した)。

全AFC所属46チームの内訳は以下の通りである。

  • 予選免除:4チーム(開催国)
  • 予選出場:25チーム(うち2チーム棄権)
  • 不参加:17チーム

出場辞退国

以下の16チームは出場を辞退した。

また 朝鮮民主主義人民共和国は、前大会の予選でホームゲームを正常に実施しなかったことへの処分として、今大会への参加権を剥奪されていた。

予備予選

第1戦は、2005年12月22日バングラデシュダッカで、第2戦は、12月26日パキスタンカラチで開催された。

第1戦ホーム 2試合合計 第2戦ホーム 第1戦 第2戦
バングラデシュ 0 - 1 パキスタン 0 - 0 0 - 1

しかし、最終予選参加予定だったスリランカ南アジアサッカー選手権での成績不振を理由に出場を辞退。結局、予備予選の結果にかかわりなく両国共に最終予選進出が決定。

最終予選

最終予選は2006年1月4日に抽選会が行われ、24チームが4チームずつ・6つのグループに分けられた(途中、グループD・レバノンが国内の混乱により棄権)。予選各グループ上位2チームが本大会に出場する。試合はホーム・アンド・アウェー方式で行われた。

勝ち点が並んだチームについては、当該チーム間の直接対戦の戦績を、グループ内での得失点差・総得点よりも優先して評価する方式が採用された。これが適用された一つがグループDの2位(バーレーン)・3位(クウェート)チームであった(グループ内での得失点差ではクウェートが勝っていたものの、直接対戦の結果がバーレーンに対して1-2であったため、バーレーンが2位となり本大会に進出した)。

組み合わせ抽選

最終予選の組み合わせのシード順は、前回大会(AFCアジアカップ2004)の成績をもとに決定された。

ポットA 日本 中国 イラン
バーレーン ウズベキスタン ヨルダン
ポットB 韓国 イラク サウジアラビア
クウェート カタール オマーン
ポットC アラブ首長国連邦 シリア イエメン
レバノン シンガポール 香港
ポットD パレスチナ チャイニーズタイペイ パキスタン
バングラデシュ インド オーストラリア

前回大会ベスト8止まり(準々決勝敗退)であった4チームは、準々決勝の試合結果により、ウズベキスタンとヨルダンが上位(PK戦で敗北)、大韓民国とイラクが下位(90分で敗北)とされた。またオーストラリアは前回大会に出場していない(当時はOFC所属だった)ため、ポット分けでは最下位と扱われた。

グループA

国名 勝点 得点 失点 点差
日本 15 6 5 0 1 15 2 +13
サウジアラビア 15 6 5 0 1 21 4 +17
イエメン 6 6 2 0 4 5 13 -8
インド 0 6 0 0 6 2 24 -22
  • 日本とサウジアラビアの順位は、両チーム間での2試合の対戦戦績(日本 3 - 2 サウジアラビア)による。


日本 6 - 0 インド
小野伸二  32分
巻誠一郎  58分
福西崇史  68分
久保竜彦  78分 90分
佐藤寿人  82分


インド 0 - 3 イエメン


日本 2 - 0 イエメン
阿部勇樹  70分
佐藤寿人  90+1分

サウジアラビア 1 - 0 日本

サウジアラビア 7 - 1 インド

イエメン 0 - 1 日本
我那覇和樹  90分

インド 0 - 3 日本
播戸竜二  23分 44分
中村憲剛  83分



イエメン 2 - 1 インド

グループB

国名 勝点 得点 失点 点差
イラン 14 6 4 2 0 12 2 +10
韓国 11 6 3 2 1 15 5 +10
シリア 8 6 2 2 2 10 6 +4
チャイニーズタイペイ 0 6 0 0 6 0 24 -24



シリア 1 - 2 韓国

チャイニーズタイペイ 0 - 4 シリア

チャイニーズタイペイ 0 - 3 韓国

イラン 1 - 1 シリア


韓国 8 - 0 チャイニーズタイペイ


シリア 0 - 2 イラン


韓国 1 - 1 シリア

イラン 2 - 0 韓国

グループC

国名 勝点 得点 失点 点差
アラブ首長国連邦 13 6 4 1 1 11 6 +5
オマーン 12 6 4 0 2 14 6 +8
ヨルダン 10 6 3 1 2 10 5 +5
パキスタン 0 6 0 0 6 4 22 -18


ヨルダン 3 - 0 パキスタン

アラブ首長国連邦 1 - 0 オマーン

オマーン 3 - 0 ヨルダン

パキスタン 1 - 4 アラブ首長国連邦

パキスタン 1 - 4 オマーン

ヨルダン 1 - 2 アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦 0 - 0 ヨルダン

オマーン 5 - 0 パキスタン

パキスタン 0 - 3 ヨルダン

オマーン 2 - 1 アラブ首長国連邦

ヨルダン 3 - 0 オマーン

グループD

国名 勝点 得点 失点 点差
オーストラリア 9 4 3 0 1 7 3 +4
バーレーン 4 4 1 1 2 3 6 -3
クウェート 4 4 1 1 2 3 4 -1
  • バーレーンとクウェートの順位は、両チーム間での2試合の対戦戦績(バーレーン 2 - 1 クウェート)による。
  • 予選中、 レバノンはイスラエル軍の空爆による国内の混乱のため棄権(AFCは受理し、既に消化されていたレバノン関係試合を無効とし3チームによる予選となった)[1]


バーレーン 1 - 3 オーストラリア

レバノン 1 - 1
(無効)
クウェート

クウェート 0 - 0 バーレーン

オーストラリア 2 - 0 クウェート

クウェート 2 - 0 オーストラリア

オーストラリア 2 - 0 バーレーン

バーレーン 2 - 1 クウェート

グループE

国名 勝点 得点 失点 点差
イラク 11 6 3 2 1 12 8 +4
中国 11 6 3 2 1 7 3 +4
シンガポール 4 5 1 1 3 4 6 -2
パレスチナ 4 5 1 1 3 3 9 -6
  • イラクと中国の順位は、両チーム間での2試合の対戦戦績(イラク 3 - 2 中国)による。
  • 予選7日目、シンガポール対パレスチナの試合は、ガザ地区における政情不安によりパレスチナ代表が国外へ移動不能になったため、中止が発表された[2]
  • イラクのホームの試合は全試合UAEアル・アインで開催された。
  • パレスチナのホームの試合は全試合ヨルダンアンマンで開催された。


中国 2 - 0 パレスチナ

シンガポール 2 - 0 イラク

パレスチナ 1 - 0 シンガポール

イラク 2 - 1 中国

中国 1 - 0 シンガポール
邵佳一  90+5分 (pen.)

パレスチナ 0 - 3 イラク

シンガポール 0 - 0 中国

イラク 2 - 2 パレスチナ

イラク 4 - 2 シンガポール

パレスチナ 0 - 2 中国

中国 1 - 1 イラク

シンガポール キャンセル パレスチナ

グループF

国名 勝点 得点 失点 点差
カタール 15 6 5 0 1 14 4 +10
ウズベキスタン 11 6 3 2 1 14 4 +10
香港 8 6 2 2 2 5 7 -2
バングラデシュ 0 6 0 0 6 1 19 -18













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