9. 牧港補給地区 倉庫地区の大半部分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 08:47 UTC 版)
「嘉手納以南の基地返還計画」の記事における「9. 牧港補給地区 倉庫地区の大半部分」の解説
区域: 約129ha 返還条件 陸軍倉庫のトリイ通信施設への移設 国防省支援機関の施設の嘉手納弾薬庫地区知花地区への移設 海兵隊の倉庫、工場等のキャンプ・ハンセンへの移設 海兵隊郵便局等のキャンプ瑞慶覧への移設 返還予定: 2025年度またはその後 安倍政権が発表した2013年の嘉手納以南の米軍基地返還計画では、牧港補給地区の倉庫群を嘉手納弾薬庫知花地区内に移設する条件で、2025年までの条件付き返還合意が決定していたが、防衛省は米側と調節を進め、日米合同委員会で合意した基本計画を見直すことを発表した。マスタープランの見直しは統合計画の策定後初めてとなる。元の計画では嘉手納弾薬庫地区内の市道知花38号の東側約40ヘクタールに施設を配置する計画だったが、沖縄防衛局は市道の西側約30ヘクタールの土地の利用者にも立ち退きを求めている。従来使用してきた市道「知花38号」が移設先に含まれており、通行できなくなる可能性がある。 2021年1月28日、日米両政府は日米合同委員会で、牧港補給地区倉庫地区を嘉手納弾薬庫知花地区へ移設する計画について、新マスタープラン (MP) を了承した。移設先の敷地面積は45haから80haへと1.8倍で提供されることになる。知花地区には牧港補給地区の倉庫施設およびキャンプ瑞慶覧のスクールバスサービス関連施設など14棟の他に、ゲートや、通行不可となる市道「知花38号」を新しく敷設する工事も行われることになり、返還は大きくずれ込む予定となる。
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