3代目(2005-2008年)B7系
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「アウディ・A4」の記事における「3代目(2005-2008年)B7系」の解説
2004年に発表され、日本では翌年2月15日に発売された。日本には「2.0」、「2.0 TFSIクワトロ」、「3.2 FSIクワトロ」が導入される。アウディ80の時代から数えると、7世代目のモデルとなる。前面の大きく開いたシングルフレームグリルが特徴的で、前後して登場したA3スポーツバックやA6とともに同社の新しいデザインスタイルとなる。 サイズがほとんど変わらず実質的にはB6のマイナーチェンジにすぎないが、ボディパネルはルーフ以外を一新し、サスペンションは上級グレードにあたるS4やA6から移植するなど、大幅にリファインされた。エンジンも2.0 L直噴ターボ (TFSI) と3.2L直噴 (FSI) などが新設されている。ミッションは6速MTと6速AT、CVTがあり、MTは日本に導入されない。A3で採用されたSトロニックは採用されず、通常のトルクコンバータを介したものとCVT(FFモデルのみ)である。 セダンのほかアバントとカブリオレも設定されたが、カブリオレは日本国内へ正規輸入されていない。一方、装備を若干簡略化することで価格を20万円ほど引き下げた「アトラクション」も追加され、国内需要拡大が計られた。2006年末にユーロ高で価格が引き上げられたものの300万円台をキープしており、BMW・3シリーズやメルセデス・ベンツ・Cクラスなどのライバル車種よりも低い価格帯にある。 2006年7月19日、カーナビゲーション媒体をDVDからHDDへ変更したり、一部グレードのエンジンを2.0 Lから1.8 Lターボにしたりするなど小変更を重ねた。なお、2006年のマイナーチェンジで、全車右ハンドルのみの設定となった。
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