2TE25KM形とは? わかりやすく解説

2TE25KM形(2ТЭ25КМ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/20 14:59 UTC 版)

ロシア鉄道2TE25K形ディーゼル機関車」の記事における「2TE25KM形(2ТЭ25КМ)」の解説

2014年勃発したウクライナ騒乱影響により、ロシア鉄道向けに2TE116U形の製造実施していたルハンシクテプロヴォーズ工場砲撃を受けるなど大きな被害を受け、更にルガンスク人民共和国による実効支配により部品供給製品輸出が困難となった結果操業停止余儀なくされた。この事態を受け、ロシア鉄道ブリャンスク機械製造工場に2TE116U形と同じ性能を持つ機関車発注実施した。これが2TE25KM形である。 前面形状変更など一部除き車体構造2TE25K形を基にしている一方上記要望の元で主要機器は2TE116U形と同様のものを使用しており、エンジン2TE25K形のものより出力増大した5D49(16CHN26/26)形が用いられている。試験運転では最大6,400tの列車牽引可能である事が示されており、置き換え対象である2TE10M形(5,200 t)よりも大幅な牽引力増加実証されている。温暖気候での使用前提にしているが、-50から40まで多様な気候対応している試作車(2TE25KM-0001)は2014年12月完成し翌年から前述した重量級列車牽引含めた試運転行った量産開始された。ロシア鉄道加えてシベリア石炭エネルギー会社英語版)が所有する専用鉄道列車運行会社のバルトトランスサービス(ООО «БалтТрансСервис»)などロシア国内鉄道ウランバートル鉄道モンゴル)やシュバルコル・コミル(ロシア語版)(カザフスタン)といったロシア国外への導入実施され2019年現在433両が製造されている。 ウランバートル鉄道塗装(2TE25KM-0359) バルトトランスサービス塗装(2TE25KM-0442) シュバルコル・コミル塗装(2TE25KM-0450)

※この「2TE25KM形(2ТЭ25КМ)」の解説は、「ロシア鉄道2TE25K形ディーゼル機関車」の解説の一部です。
「2TE25KM形(2ТЭ25КМ)」を含む「ロシア鉄道2TE25K形ディーゼル機関車」の記事については、「ロシア鉄道2TE25K形ディーゼル機関車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「2TE25KM形」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2TE25KM形」の関連用語

2TE25KM形のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2TE25KM形のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのロシア鉄道2TE25K形ディーゼル機関車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS