2017年西尾市長選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 03:31 UTC 版)
その後中村は、約198億円(当初は約327億円)の契約額の根拠、PFI事業の詳細、契約先の会社の概要等について情報の公開を拒む市の姿勢に不信をつのらせ、2017年4月19日、任期満了に伴う市長選挙に出馬する意向を表明した。 2017年6月18日、西尾市長選挙と西尾市議会議員選挙が告示される。市長選は中村と現職の榊原の一騎打ちとなった。自民系の前市議の候補者のうちPFI事業賛成派の10数人は榊原につき、残りの数人は中村についた。そして自民党衆議院議員の青山周平は中村を全面支援。一方、2014年の衆院選愛知12区で青山に競り勝った重徳和彦は告示前から榊原と二人で街頭に立ち、告示後も連日のように現職を応援。比例区民進党の中根康浩も榊原の応援演説で西尾入りしていることから、市長選挙は自民党と民進党の衆議院議員の代理戦争の様相を呈した。さらに西尾市選出の愛知県議会議員2名も帰属先がはっきりと分かれた。自民党の山田高生は中村を支援。元幡豆町長で、維新の党推薦を受けて前回選に初当選した渡辺靖は榊原陣営の選対本部長を務めた。連合愛知は榊原を支援。大村秀章知事はPFIの積極活用を進める立場から榊原を支援した。 投票は6月25日に行われ、榊原を破り初当選を果たした。7月5日、市長に就任。 ※当日有権者数:134,066人 最終投票率:68.05%(前回比:-3.05pts) 候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持中村健 38 無所属 新 58,351票 65.17% 榊原康正 77 無所属 現 31,187票 34.83%
※この「2017年西尾市長選挙」の解説は、「中村健」の解説の一部です。
「2017年西尾市長選挙」を含む「中村健」の記事については、「中村健」の概要を参照ください。
- 2017年西尾市長選挙のページへのリンク