2014年3月までの営業エリアの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 06:50 UTC 版)
「マックスバリュ」の記事における「2014年3月までの営業エリアの変遷」の解説
2000年代初頭の計画ではマックスバリュ地域法人の1社への統合も模索した時期があった が、光洋やマルナカ・ピーコックストアの買収による運営会社の増加や地域密着の方針に完全に転換したこともあり、一部の地域法人の統合や事業エリアの再編(同一営業エリアで複数社の運営店舗が混在しているものの移管など)を行うのみにとどまった。 マックスバリュは、もともとイオンが中心となって手がけており、2008年の事業譲渡(事実上の企業分割)後はイオンリテールが中心となって展開していた。それと並行して、イオングループ傘下に加わった各地域のスーパーマーケット運営会社が展開していた独自ブランド店舗を「マックスバリュ」に業態変更する形で店舗数を拡大していった。店舗展開にあたってはこのような経緯があるため、同じイオングループの同一店舗ブランドながら複数の運営会社の店舗が混在する営業エリアが存在する状態となっていた。この状態を解消する目的もあり、2009年7月以降、イオンリテールが運営する静岡県の5店舗と豊橋橋良店(愛知県豊橋市)をマックスバリュ東海へ、香川県の2店舗をマックスバリュ西日本へそれぞれ譲渡した。 元々イオンリテールが単独で出店していた地域である(南東北、関東(神奈川県を除く)、長野、北陸)か、イオンリテールとマックスバリュ地域会社との混在から新会社ともともと同一地域で運営していた別のマックスバリュ地域会社との混在に変わっただけ(北東北、関東(神奈川県のみ)、中京)であることからその目的の解消とはあまり関係ないが、2010年2月にはイオンリテール運営のマックスバリュをイオンが新たに設立したマックスバリュ地域会社6社(マックスバリュ北東北(後述の通り消滅)・マックスバリュ南東北(後述の通り現在マックスバリュを運営していない)・マックスバリュ関東・マックスバリュ中京(後述の通り消滅)・マックスバリュ長野(後述の通り消滅かつ消滅直前はマックスバリュを運営していなかった)・マックスバリュ北陸)へ吸収分割により移管した。その際、同じ新潟県の糸魚川店と異なりマックスバリュ北陸に移管されず全国で唯一、イオンリテール直営店舗のままとなっていた中条店も2011年3月1日に「イオン」へブランド変更されたため、イオンリテール運営のマックスバリュが消滅するとともに、新潟県のマックスバリュはマックスバリュ北陸運営のもののみが残ることになった(ただしその後一時、マックスバリュ東北の運営店舗が新潟県で営業していた。次節参照)。 なお上記のイオンリテールから分社化されたマックスバリュ運営会社については、マックスバリュ中京は2013年3月にマックスバリュ中部へ吸収合併(これにより岐阜県のマックスバリュはマックスバリュ中部運営に一本化)、マックスバリュ北東北は2014年3月にマックスバリュ東北へ吸収合併(これにより岩手県のマックスバリュはマックスバリュ東北運営に一本化)された。
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