2014年自由エルジア蜂起
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「大陸戦争 (ACE COMBAT)」の記事における「2014年自由エルジア蜂起」の解説
環太平洋戦争により世界の軍事バランスが変化したことで武器と資金が流れ、これまで小さなテロ活動しかできなかった組織が2014年には小中規模の軍事行動を起こすようになっていた。自由エルジアもその組織のひとつで、大陸各地で活動を再開していた。大陸の治安維持に関してISAFの後を継いだIUN国際停戦監視軍は、自由エルジアと交戦することになる。また軍を離れていたメビウス1はIUN国際停戦監視軍の司令官から復隊を要望され、第118特殊任務部隊に入隊した。 2014年5月28日、ペイトン半島のレーダーサイトがフォートグレイス島に接近する識別不明機を発見した。IUN国際停戦監視軍の通告を無視してフォートグレイス島へ向かう進路を取ったため、フォートグレイス基地や空母アルバトロスから第118特殊任務部隊がスクランブルした。第118特殊任務部隊には識別不明機の目視確認と、無線での着陸通告をするよう指示があったが、攻撃を受けた場合は反撃に転ずる許可が与えられていた。識別不明機とアプローチした第118特殊任務部隊は無線通告をしたものの、識別不明機はレーダー照射とミサイル攻撃を開始し、これを受けて第118特殊任務部隊は反撃に転じた。識別不明機は戦闘機や爆撃機で構成されていたが、いずれも撃墜された。また識別不明機は自由エルジアの機であることが判明した。 6月16日、スコフィールド高原の航空基地にIUN国際停戦監視軍の第1816爆撃部隊(グレイモス隊)が着陸する予定であったが、自由エルジア機もこの航空基地に向かっていた。これに対処すべくIUN国際停戦監視軍はゲーターパニック作戦を開始した。自由エルジア機はグレイモス隊と航空基地を攻撃し、墜落した爆撃機によって滑走路が塞がれたが、その寸前に第118特殊任務部隊の戦闘機部隊が離陸に成功し、自由エルジア機を撃墜した。遅れて空中管制機も離陸した。空中管制機の離陸によって自由エルジアの地上部隊が変電所に向かっていることが判明し、ただちに航空攻撃が開始され地上部隊は撃破された。しかし別の地上部隊が航空基地へ攻撃しており、戦闘機部隊の増援も到着したが、いずれも第118特殊任務部隊によって完全に撃破された。この戦いで見られた陸と空の高度な連携と大規模な物量は、過去の自由エルジアには見られないものであった。 7月11日、自由エルジアが大量破壊兵器を輸送しているという情報を掴んだIUN国際停戦監視軍は、鹵獲を目的としたセントリーズブラント作戦を開始した。ワイアポロ山脈で大量破壊兵器を輸送中と見られるC-130輸送機に向けて第118特殊任務部隊を向かわせ、無線交信で強制着陸を試みる予定であった。第118特殊任務部隊は輸送機に接触したが、コックピットに人影はなく無人で運用されていた。直後、雲の下にいた自由エルジア機がミサイル攻撃を開始し、両者は交戦状態に突入した。増援としてやってきた自由エルジア機にはこれまでIUN国際停戦監視軍に大きな損害を与えていたSu-57で構成されるゴースト隊の姿があったが、メビウス1により全機撃墜された。自由エルジアの大量破壊兵器輸送計画は結果的に欺瞞であった。 以後も自由エルジアとの戦闘が継続していることが明らかになっているが、具体的にどのような戦闘が繰り広げられたのかは分かっていない。
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